2018/03/02

cp+2018所感

cp+ 2日目はトリセツのビデオ収録仕事で主なブースで新製品を。
ギュイーンさん相変わらず面白い。

cp+で初お披露目ってカメラは
一眼レフはペンタックスのK-1 IIだけ。
あとはミラーレス。

コンデジはパナソニックのTX2くらい?

でもひとつひとつを見ると実に面白い

・満を持してゲームチェンジャー組

話題をさらったのはこの2つ。
APS-Cのエントリー機とフルサイズの標準機が同時に出た
(&ニコンとキヤノンが主要一眼レフの新製品を出さなかった)ことで
ミラーレス一眼の時代が来るぞという雰囲気を醸し出した。

ソニー:α7 III

α7 IIIはフルサイズセンサー機の標準モデルへ。

RIIIを先に出したのが結果としてよかった感じですな。
RIIIの高評価がα7 IIIに良いバイアスをかけてる。
α7の三代目になるんだけど、これで第一期α7の完成です!
感がある。
(つまり、次はフルモデルチェンジしてねってことなんだが)
欲しいけど金がない……あ、残価設定クレジットという魔の手が!

シグマがEマウントのレンズ拡充を発表したのもタイミングが良かった。
これからミラーレス一眼の時代が来るぞと思わせる効果がある。

キヤノン:EOS Kiss M

こちらは性能云々より
とうとう「Kiss」の名を冠してきた!
EVF搭載でこの値段なの??
の2点がデカい。


Kissの名を冠したことで、「ミラーレス一眼の時代が来た」ってメッセージにもなるわけで、価格的には各社ミラーレス機のエントリーモデルと同じくらいだが、そっちにはEVFはついてない。
競争力高いよねえ。

ちなみに、2016年秋にKiss Mの登場を予言していたブログがこちらですw。

どっちもぽっと出の初物じゃないとこがまた上手い。
α7 IIIはα7 IIを経て、先にα7RIIIとα9を経ての登場だし、
EOS Kiss MもM5をベースにM6やM100を経ての登場なので
この価格で出せたのだなと。

Kiss Mを買うことはないけど、α7 IIIはイっちゃうかも。残価設定クレジットで。
フルサイズセンサーのミラーレス一眼って他に洗濯しないし、じゃない、選択肢ないし。

・ここまで凝るかの変態組

「ここまでやるかー」ってな変態な製品も続々。

ペンタックス:K-1 II

製品自体より、これに搭載した「手持ちリアルレゾリューション」が変態。
手ブレによる僅かなズレを利用して合成しようとかもう何を考えているのだか。

キヤノン:470EX-AI

変態スピードライトと呼ばれて人気の新型ストロボ。中にジャイロとモーターを持ってて、プリ発行しながらヘッドが動いて自動的に最適な方向に向いてくれるという変態っぷり。これは面白い。

なんか通称か愛称をつけるべきだと思う。みんなスゴい面白い観るべきとはいうけど型番を覚えてないものw

シグマ:105mm F1.4

フィルタ径105mmで焦点距離105mm。めちゃ太いレンズ。ボケマスター。
太くて重いけど、長さはあまりないのでカメラに付けたときのバランスは悪くなかった。
ボケ具合は超きれい。ちょっと使ってみたい。
さらにEマウントレンズたくさん。


パナソニック:TX2

TX1の後継機にして今回唯一のコンデジ新製品ではないかと思う。
TX1の焦点距離を望遠方向に伸ばして、
1型センサー機では唯一の高倍率コンパクト。
そういう意味ですごく希少。
TX1ユーザーとしては、テレ端時のクオリティや、EVFのしょぼさがどう改善されているか。とりあえずEVFは以前よりまともになっておりました(まあ小さくて見づらくはあるんだが)。

オリンパス:スチームパンクPEN

参考出品(当たり前です)のスチームパンクモデル。
予想以上に作り込んであって、しかもちゃんと動作するというのがいい。

富士フイルム:X-H1

これはフェザータッチシャッターとボディ内手ブレ補正搭載がポイント高い。
手ブレ補正機構が大きいのでX-T2の後継機にはそのままでは入らないといわれたけど、期待してます。この2つはすごいわ。

これで「ボディ内手ブレ補正搭載モデルを持たないミラーレス一眼」は(ライカを除くと)「キヤノン」だけになりましたな。どうするのだろ。

そうそう、クランプラーのバッグが新しくなってたなあ。
どれもめちゃ軽くなっててうれしい。久々に使ってみようかなと思った次第。
とにかく、軽いカメラバッグが欲しいのです。

○会場のレイアウトが変わった!

今回のcp+でもうひとつ注目したいのは会場のレイアウト。

こんなでした。
注目は2点。
ひとつは主要カメラメーカー(シグマもカメラを出してるのでこっち側)が外周にきっちり並んでいて「基本動線」ができていたこと。
現在地の基準がわかるので、周辺機器のブースを回りやすいし、日本カメラ博物館にも顔を出しやすい。
ひとつは今までホールの端に置かれていた、休憩スペース、ステージ、日本カメラ博物館などを真ん中に持ってきたこと。


2017年のレイアウトと比べるとよくわかる。

1年前は、主要カメラブースが出入口側の壁にもあるし、出入口の外側にもブースがあって
基本動線がはっきりしてない。



今年の方が人が偏らないし回りやすかったし、見落としづらかったですよ。
来年からもこんな感じでいってほしい。

で、疲れたので飯を食べて帰宅してバタン。
(何しろ明日は「東京古道散歩」なのだ)


0 件のコメント: