2017/11/12

「地図でみる世田谷展」図録は必携でお得すぎだった

VR動画作例を撮ろう、空間音声が分かりやすいとこがいいな。
ってんで自転車で世田谷八幡下の厳島神社へ。

あそこ、人工の滝があるから……でも七五三で人が多かったので断念。

じゃあ世田谷線でも撮るか……あ、世田谷区立郷土資料館へ行かねば、「地図でみる世田谷」展やってておすすめされたんだった。 ちょっとだけのつもりで立ち寄る。


ヤバかった。
明治以降の世田谷区のさまざまな地図……もちろん世田谷区になる前の各町村の地図もあるし、職業別云々という地図もあるし、すでに持ってる地図もけっこうあったけど、
初見の地図もアリ、
京王小田急東急各鉄道会社の沿線案内(初三郎ものも!)も展示されてて
お客さんはけっこう少なかったけど、その分堪能する。

帰りにカウンターで図録を買う(世田谷区立郷土資料館って特別展やるたびに立派な図録を作ってくれるのでうれしい)。
ついでに、世田谷区85周年ってんで世田谷の歴史的なヤツ「世田谷往古来今」なんてのが出てたので一緒に。

安い!
この「世田谷往古来今」がいい。タイトルがわかりづらいけど
古くからカバーしてて図版も多くて読みごたえあり。

それ以上にすごかったのが「地図でみる世田谷」展の図録。

展示されてた地図すべてがけっこうデカく印刷されてる上に、
おまけで昭和12年の復刻版地図がついてくる上に、
図録のPDFがDVD-ROMで付属する!
DVD-ROMには3種類の解像度でPDFファイルがおさめられてて
最高解像度だとこのレベル。


素晴らしすぎる!
これ、もうあれですよ、みんな買うべし。
何年かぶりにMacにDVD-ROMドライブをつないじゃったよ。

各郷土資料館・博物館が地図展やってこのレベルの図録+PDFを用意してくれたら
飛んでいきます。
にしても、安すぎ。
世田谷区在住の古地図好きや郷土史好きは行かねばなりますまい。
いやあ、郷土資料館系って年配の利用者が多いので
デジタル系にはあまり力をいれてなかったりするのだが、
高解像度版PDFを用意してくれるとは、
世田谷区立郷土資料館は偉い。
「このレベルを求めてくれるな」と他の自治体から言われそうではあるが、
図録の価格をもうちょっと上げてもいいので、
他の自治体もやって欲しいわー。

てなわけで、
帰宅してTHETA VのレビューをITMediaに書いてメールして、
シン・ゴジラ鑑賞して寝る。


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