2017/09/30

9月が終わってしまうヤバい

昼間、ちょっと近所で作例撮り。

人なつこい老猫に挨拶にいったら、
2週間前に亡くなってた。
がーん。



夜、アサヒカメラ誌にCyber-shot RX0のレビューを書く。
でもって、明日用の資料を再度にらめっこして
ネタになりそうなのをevernoteに突っ込む。
(といっても、当日、evernoteなんてチェックしてる余裕はないんだけど)

9月中に書かねばならない原稿がまだあるのだが
ヤバい。。。
9月よ長くなれ!

2017/09/29

簸川神社のナゾ

日曜日の「文京区探索委員会スペシャル」に向けて
当日配布する資料を作成する。

ルートは、
茗荷谷→湯立坂→簸川神社→小石川旧流路→ランチ→極楽水(宗慶寺と善仁寺)→三百坂→伝通院
である。

で、以前からひっかかってるのが簸川神社。
江戸七氷川のひとつ。

ここ、どの資料を見ても「1650年代、もともとの社地が館林藩主(後の徳川綱吉)の屋敷地となったため、現地に遷座した」と書かれているのだ。
白山神社も同じ理由で現地に遷座したという。
今の地図で見るとこのとおり。館林藩主の屋敷は白山神社があった場所なので「白山御殿」と呼ばれてた。
それがのちに幕府の御薬園となり、小石川療養所となり、今の小石川植物園になったわけだ。で、白山神社はその北東、簸川神社はその北西にある。


さてここに、寛永時代の江戸大絵図がある。芳賀ひらく氏が調べたところ、1642年頃じゃないかという事だ。白山御殿はまだ描かれてないので、1650年代より前って事がわかる。
で、その地図をよく見ると、
どう見ても、今の簸川神社の場所に、神社が描かれているのだ。
しかも鳥居だけじゃなくて、社殿も描かれているからそれなりに大きな神社ではないか。
しかも、白山御殿となるエリアに鳥居が3つも描かれてる。
どれがどれだ?
ひとつは、白山神社だろう。残り2つは? 簸川神社は水源地にあったというので
斜面下の2つのどれかか?
では左上にある立派な神社はなんなんだ?

左上の大きな神社が今の簸川神社であるかどうかはわからないが、
少なくとも、当時と場所が変わってない伝通院と善仁寺の位置関係からすると、
現簸川神社の場所である。

考えられるパターンは3つ

・伝承が間違ってた:白山御殿ができる前から簸川神社は現在地にあった(当初からここだったのか、あるとき遷座したのかは別)。
・伝承は正しかった:現簸川神社の社地にすでに別の神社があり、氷川神社がそこへ遷座して主祭神となった。つまり現小石川植物園敷地内に描かれている3つの赤い鳥居のどれかが氷川神社だった。
・地図が間違ってた:江戸大絵図は江戸城から離れれば離れるほどアバウトになっていくので、別の神社がここに描かれた、orもっと遠くの神社を指してた

ああ、どれなのだろう。
そういうの考え出すと楽しい。

さて
前回の反省を踏まえ、
歩く順番にエリアごとに拡大地図と
当時の古地図(明治だったり江戸だったり昭和だったり)を組み合わせて
前から順番にめくっていけば、どこをどう歩いているのかわかるように仕立てる。

うん、これはわかりやすい、と思う。



2017/09/28

働く木曜日

夜までかかってトレたびの原稿を書いてメール。
さらに、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
家からほとんど出ないで終わった←コンビニに1度行っただけ



2017/09/27

iMac 27のHighSierra化完了

原稿にとりかかるまえに
iMacをHigh Sierra化しとけばよかったー。

渡河思いつつ、なんとか仕上げてメール。

次にやるべき仕事は、トレたびというJR系の原稿なので、
IT系から頭を切り替えねばならないわけで、
どうせ切替えに時間がかかるのだからと
iMacのHigh Sierra化にとりかかる。

ファイルフォーマットが変わるのがこわかったけど、
内蔵ストレージがSSDじゃない人はそのままってことになったという情報を得て
安心して(うちのはFusionドライブなので)アップデートかけたのである。

2〜3時間かかるかと思いきや、
2時間かからないで終了。
よしよし。
写真アプリを開いたら、
当然ながら、ちゃんとHEIFフォーマットにも対応してくれた。
写真アプリの機能もかなりiPhotoに近づいてきた。
あとはラベルとレートだな。この2つがないと仕事で使えない。

Apertureをつぶしたのなら、
写真ライブラリに対応したハイエンドの写真管理アプリも出してくださいよろしく。


そうそう、
Apertureはまだ動いてます。
そろそろLightroomに完全移行しなきゃなあと思いつつ併用中。

OSアップデートのたびに何かしらトラブる
Snapz Proも今回はちゃんと動いてる。

ATOKはアップデートが出た。

とりあえず今のところ大きなトラブルなし。

あ、スクリーンショット機能、iOS11みたいにならないかなあ。あれ便利だわ。



2017/09/26

iPhone 8と8 Plusのカメラ機能検証解説レビュー

よし、ひととおり作例は揃ったし
さくさくっと書くか、と取りかかったものの、
細かいチェックポイントが多くて全然すすまぬー。

目立つ機能追加やスペックの変化があれば書きやすいし、
変化がないならないでいいんだけど、
微妙に良くなってるってのは、実例を挙げて示さなきゃいけないので
手間暇かかるのだ。



特にヒーフ!
HEIFですな。
新しい圧縮方式にして、コンテナファイルであるこのHEIFは
拡張子がheic。heicのcってコンテナのこと?
MPEGが開発したフォーマット。

レビューはJPEGで統一した方が作業しやすいので
iPhone 8 PlusもiPhone 8もJPEG設定で撮ってたんだが、
ときどき「1080pで240fps」とか、HEIF設定じゃないと使えない機能もあって
ついHEIFのまま撮っちゃったりして、
まあなんとかなるかと思ったら、
それが厄介さんで、
さらにひどいのは、iPhone 8 Plusを設定したとき、
つい、他のiOS機からそのまま設定を移行しちゃったもんだから、
iCloudフォトライブラリがオンになってて、
iPhone 8 Plusで撮ったのもiPhone 7 Plusで撮ったのも
まとめて、iCloudフォトライブラリにあがっちゃって、
いちいちチェックしないとどっちで撮った写真か分からなくなったりして、
もう普通に使う分には限りなく便利なのだが
こういう仕事してると不便だったりするのである。

ええまあなんとかしましたよ。
ちなみに、細かい撮影情報をiPhoneでチェックするには
View EXIFアプリがオススメ。
これは超便利。もうこれないとレビュー書けない。

で、8割方書いたところでダウン。
やばい。今日中に書き上げないとこの先の予定がトド凍る!


2017/09/25

猫三昧の日

猫を撮りに行く。

次回猫連載でiPhone 8を取り上げるから。
ついでにiPhone 8/8 Plusのいろいろなカメラ機能チェックも兼ねて。
猫でポートレートモードのステージ照明とか!

ついでにD850とRX0の作例撮りも兼ねて。
D850のAF+連写のチェックとか!

にしても、すっかり身体がミラーレス機に慣れちゃってるから、
久しぶりの一眼レフはとまどうわー。
確かにレスポンスの良さやメカの小気味よさは一眼レフに勝てないけど、
それ以外のとこでミラーレス一眼はわかりやすくていい。
もはやミラーレスの方が使いやすいと思う身体になってしまった。

夜、D850のレビューを書いてメールする。



2017/09/24

ゲラチェックはiPad Proでやるに限りますな

作例撮りに行くつもりだったけど、疲れてたので近所散歩だけにして
iPhone 8/8 Plusと戯れながら、
昨日のイベントの原稿を書いてメール。

さらに別件の冊子記事でゲラが上がってきたので
iPad Pro 9.7 + Apple Pencilでチェック。
これ、パソコンでやるよりめちゃ簡単でいいわ。

使ってるのはReaddleのPDF Expert。
このアプリ、ちと高いが、使いやすくて役に立つ。
受け取ったPDFをDropboxかなんかにいれて、
PDF Expertから直接開いてもいいし、
iOS11の機能を使ってファイルアプリからドラッグ&ドロップしてもいい。

開いたらあとはペンで修正して保存して、メールなりDropbox経由で送るなり。

こういうの使うと、Adobe Acrobatの使いづらさが目に付く次第。

あとはキーボードなんだが、iPad用JISキーボードってiPad Pro 10.5用からなんだよなあ。
9.7用にはUSキーボードしかないのである。とほほ。


2017/09/23

カメラいっぱい抱えて作例撮りの日

池袋で作例撮影の日。

今までモデルしてくれてた田中さんが
来春卒業だというので、
後輩を紹介してくれたのである。
今回は彼女の初撮影。



iPhone 8と8 Plusのカメラ機能記事用作例と比較用にiPhone 7 Plusも。
さらにアサヒカメラ用にiPhone 8/8 PlusとRX0の作例。
その上
D850とE-M10 MarkIII用の作例。

たくさんあって撮り忘れそうでヤバい。

帰りにちょっとD850の夜景作例を撮って帰宅したらさすがに疲れたので倒れるばたん。

2017/09/22

iPhone 8発売の日。夜アップルストアへ取材。

iPhone 8の発売日。
記事作成用のiPhone 8とiPhone 8 Plusをアクティベートする。

手元のSIMをツッコンデ起動したら、
iOS11からの新機能登場。

これ、旧機種もiOS11にした場合に限るんだけど、
めちゃ簡単。基本設定だけだけど、さっとやってくれる。
Bluetoothを使ってるんだろな。
AppleWatchを最初に使うときの感じ。

これはよい。
まあフルセッティングにはiCloudのバックアップから戻す必要があるのだけど、
記事作成用なのでそこまでする必要はなし。

さらに自分のiPhone 7 PlusもiOS11化する。
けっこうあっさり終わる。

昔はOSアップデートのたびにTwitterに阿鼻叫喚が溢れたり
失敗してバタバタしたりしたもんだけど、
最近は安定したもんですな。

よしよし。

夜、雨の中、AppleStore銀座へ。
ストアの写真関連イベントの取材と記事執筆を日経トレンディネットから頼まれたので。
ステージには三井さんと福田さん。福田さんってインスタグラマー出身のカメラマンでフォロワーが50万人超えてるというおそろしや。

イベントを取材して写真撮る。

銀座でiPhone 8やRX0の夜景作例を撮りつつ帰宅。


2017/09/21

六本木から表参道へまたシェア自転車

なんか晴れてるぞ。
でも朝から都内某社で某な某があり、
でかける。
昼前に終わったので、作例を撮りつつ帰るかってんで
またもや懲りずに
ドコモのシェアサイクルを借り、
六本木から走りながらいろいろ回りつつ
D850の作例を撮ったりTHETAで遊んだりする。
THETA+の「全天球パノラマからアニメーションを作る」機能がいい。
instagramやFBで公開したときうまく再生されるよう、
きれいにループしてくれるのがいい。
この2つは動画を無限ループ再生してくださるから。

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なんと渋谷区はまだシェアサイクルをはじめておらず、
目的地の表参道駅付近にサイクルポートがない!
いや、単に千代田線に乗りたかったのである。

しょうがないので青山墓地をふらふらし、南青山の小さなサイクルポートで返却。


壊されつつある都営北青山アパート経由で表参道駅まで歩く。


都営青山北町アパート。 半分だけ生きてまシータ。 #団地 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

さらに、
レビュー用の作例(定点作例なので天候と撮影時刻を合わせたいのだ)を撮って
帰宅して疲れたのだが木曜日なので
ascii.jpに猫連載を書いてメールする。


2017/09/20

iPad Pro 9.7を先にiOS11化した

午前2時、iOS11のアップデートがはじまる。

その前に、動かなくなるアプリに別れを告げる。
「僕らの漫画」が読めなくなるのは残念。
こういう貴重なコンテンツはずっと残しておくべきかと思うが、
アプリ一体型の書籍は難しいよなあ。
これに限らず、iOS初期に出たアプリ一体型書籍はかなりやられた。

こればかりは諦めきれないので、ついAmazonで紙の書籍を注文。
いくつか、手元に置いておきたい珠玉の作品が(とり・みきのアレも当然含みます)があるので。
テレビ番組連動系のコンテンツも、その番組が終わった跡までメンテナンスし続けてくれる可能性は低いわけで、お江戸タイムトラベルも残念ながらさようなら。

消すに消せないのが、「e国宝」。これは開発元も認識していて、9月15日付でいつかなんとかしたいという意志を感じたので生かしておく。

リトルウィングのクリスタルカリバーン。
MacOS版をさんざん遊んで、ゲームレビューも書きました。
iOS版で復活して遊んでたのだけど、このたび残念ながら終了って感じで、
供養を兼ねて遊ぶ。



これのレビューを書くためにピンボールやアーサー王伝説について調べたのが懐かしい想い出。ええ、ピンボールゲームの記事ひとつのため、その台のバックグラウンドまで調べるんですよ。それがゲームライターってもんです←もうゲームレビューはかかないのでえらそうなこといえる。

そしてアップデート。
このアップデートを待ちに待っていた
(そのためにApple Pencil買ったようなもんだし)
iPad Pro 9.7から。

デカいアップデートなので、中でライブラリの更新的なことが行われているのだろう、アップデート直後は写真回りがやたらもたつく。まあしょうがないわな。




いやあ、とうとうiPadが「デカいiPhone」から「iPhoneとは違うタブレットという新しいジャンル」に踏み出すかという感慨があってよいですな。

で、寝て起きて、iPhoneのiOS11化はあとまわしにしようってことで

東京駅周辺の水路跡をシェアサイクルでぐるぐる回る記事、
書き直しがはいったので2度ほど書き直す。

さらにトリセツの作業をして力尽きる。

終日働いた日。


2017/09/19

またシェアサイクル乗ってしまった

先日ドコモのシェアリングサイクルで走ったエリアの記事をなんとか書いてメール。
夜は久しぶりにアサヒカメラへ。

せっかく会員になったのだから自転車にのろうってんで、
国会議事堂前で降りて溜池山王まで歩いて
天丼を食べて、
溜池からシェアリングサイクルで築地の朝日新聞社へ。
朝日新聞社前にサイクルポートがあるので
そこに返却すればOkなのだ。

朝日新聞社前は利用者が多いのか(地下鉄への入口もすぐだし)
こんなにたまってた。

借りるときは
バッテリーをチェックして、
startを押してモバイルSuicaをかざしてTouchIDなんだが
誰かが予約してる自転車だとダメなので(予約だからな)
違うのを選ぶ。ちょっと面倒。

返すときは、ちゃんと「返却」と表示が出る(すぐ消えるので注意)のを確認。
(あるいは、返却完了メールが届くのを確認)
サイクルポートに止めても、
ちゃんと認識されなくて「一時駐輪」と解釈されることあるから。。。。

まあ、面白いシステムではあるんだけど、
ユーザーが気をつけるべきことはいろいろあって
それは減らさねばなりませんな。

アサヒカメラで久々に赤城先生と編集部の猪狩さんと鼎談。


2017/09/18

彼岸花は妖艶に

敬老の日……そっか敬老の日か。
毎年変わるからわからんわ。

とりあえず
iographerの記事を書いてITMediaにメール。

これ、思ったより面白かった。
単純な構造なのに確かに手ブレしないわ。

作例&使用シーン撮りついでにD850もって散歩。
いくつかFマウントのレンズは持ってるわけで、
シグマの105mmマクロつけて
ヒガンバナなど。


2017/09/17

ロカンダでご近所引越しようこそ歓迎会で台風

台風がやってきたやあやあやあ

実は今日、
ほぼ定期的に行っている世田谷暗渠歩きの主催メンバーで秋の蛇崩川散歩の下見に自転車で行く予定だったのだが、雨のため中止に。


その代わり喫茶店でコースの打合せ。

夕方からは、近所に越してきたカップルを冷やかす、いや歓迎するために
ご近所組で集まってロカンダ世田谷で宴会。

鉄道好きが多かったので、後半はほとんど鉄道話。

鉄道とか暗渠とかマンホールとか地形とか地質とか擁壁とか団地とか城址とか
街歩き仲間(スリバチ仲間といわれてるけど)はそれぞれ
深掘りするポイントが違うので
彼らと話してるといろんなジャンルにちょっとずつ詳しくなって楽しい。

わたしは今鎌倉古道から派生して、中世の東国が面白くて、
今は太田道灌の本とにらめっこしております。
10月に出る「享徳の乱」も楽しみ。

今、応仁の乱とか観応の擾乱とか、室町時代が流行ってるらしいけど、
その頃の東国はもっとグダグダで戦乱まっただなかで
面白いのです。


2017/09/16

シェアリング自転車で東京駅辺りを走る

朝、東京駅で待ち合わせ。
編集者と一緒にシェアリング自転車(ドコモバイクシェアのちよくる)を借りて
東京駅周辺を写真撮りながら回るのである。

で、ドコモバイクシェアの使い勝手があまりにすごいので
ブログ1本書いてしまいました詳しくはそちらへどうぞ。

で、たらたらと水路やその跡を中心に
和田倉橋→神田橋→龍閑橋→流感川跡→福田稲荷→西掘留川跡→福徳稲荷神社→日本橋→一石橋→楓側跡(首都高)と走って京橋へ。
雨が降る前になんとか終了。

帰宅して仕事しようと思ったけど、
疲れてたので寝る。ぐー。

にしても龍閑川跡沿いにあった、屋根と鳥居が合体した福田稲荷、
由緒に
奈良時代に豊島郡福田村に稲荷を勧請したとあるわけで、
奈良時代(和銅4年!)なのはともかくとしても、
「豊島郡福田村」ってのが気になるところで、他では聞いたことがないのである。
気になる。
ちなみに、室町にある福徳稲荷は福徳村の鎮守だったそうで、福徳村ってのもここでしか聞いたことがないわけで、
気になるのである。

と思ってたら面白いブログ発見。

彼によると、渡来人にして武蔵守になった「福信」が関係あるんじゃないかという。
このあたり、当時は江戸前島付け根あたりにある陸地ではあったわけだが
長禄江戸図にも福徳村や福田村は描かれておらず中央区郷土天文館にでもいって学芸員つかまえれば何かわかるだろうか。


2017/09/15

文京区散歩の日

10月1日の下見を兼ねて、D850の作例撮りも兼ねて
文京区へ。

いくつか観ておきたい寺社もあり。

茗荷谷へ降りてしばられ地蔵や切支丹屋敷跡。
ツキノワ猫発見。白手袋もかわいい。

切支丹を幽閉していた切支丹屋敷跡の碑。

切支丹支線!

春日通りへ戻って
簸川神社、極落水跡や善仁寺。
そして伝通院へ。
ヒガンバナ

片方はオッドアイでした。

たくぞうす稲荷の崖下スリバチ。

沢蔵司稲荷は地形が面白い。社殿のある崖下に狐穴とスリバチ地形が隠れてる

牛天神経由で飯田橋。

牛天神下の謎廃墟階段。。。気になる。

いやあ、以前訪れたときは出会えなかった猫と出会ったり、
切支丹支線なんていう魅力的な電柱を見つけたり
機材トラブルがあって、作例としては使えないという衝撃の事実はあったものの
有意義で良い街歩きでありました。


2017/09/14

D850はさすがハイエンド機の感触

ascii.jpに猫連載を書いてメール。

レビュー用のD850が届いたので明日持って行くためのセッティング。

貸し出し機材のレンズが24-70mm F2.8Eだった。

最近ミラーレスしか使ってないので、めちゃ重く感じるわー。

でもさすがハイエンド機の感触。

シャッター切ったときのミラーショックとか
ダイヤルやボタンの感触とか、
何らかの操作するとダイレクトに反応が返ってくるソリッドさとか
さすがだわ。


2017/09/13

買うのはiPhone Xかな

午前2時。
アップルの新製品発表会をiPadで観る。

前半のアップルの取り組みの話、まあいつもの金を掛けたプロモーションムービー的なものなのだけど、往古の「The Computer for rest of us」の精神が息づいてて良い感じでした。

で、新製品の感想はこっちにまとめた。


その後朝までかかってITMediaに新型iPhoneのカメラ機能について
分かる範囲の解説記事を書く。

さらに、トリセツに今回出た新製品についてコメントを書いてやっと寝る。

起きる。

ぼーっと、iPhone関係の情報を集める。
現地組レポートもいっぱいあるし。

買うのはiPhone Xの256GBに決定ですな。
予約は10月後半なのでのんびりと待とう。

アップルの初物はいろいろとアレなので不安もあるが、
いざとなったら、 7 PlusにSIMを戻せばいいだけなので
あまり心配はしてないのである。

問題はApple Watchをどうするか。
うち、未だに初代Apple Watchなのだよね。
これで通話する気はないし(そもそも通話をあまりしないし)、
これで音楽聞けるのは便利だけど、
Air Podsは片方なくしたままだし……
うーむというところ。
買うなら、GPS+セルラーモデルの一番安い42mmケースに、
別途38mm用のバンドですな。
この組み合わせ好きです(今でもそうしてる)。


2017/09/12

深夜にRX10M4が発表された

朝、Insta360 Oneのレビューが公開される。
はやっ

いしたにさんのmodul.jpにTHETA Vに買い換える一番お得な方法
ってなコラムを寄稿。


THETA Vもいいんだこれが。


綱町三井倶楽部の夜しーた #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

さて翌午前2時からAppleの新製品だ、仮眠しよう
と思ってたら、その前にソニーがニューヨークで新製品を出すとか。
ストリーミング放送されるとか。
てなわけで見ないわけにはいきますまい。

出たのはDSC-RX10M4。

いやあ来ましたな。
アンチディストーションシャッターで超高速AFで超高速連写で
24-600mmでとうとうタッチパネルもついた。
ソニーの昨今の方向性を受け継いだ、レンズ一体型望遠モデル。
これひとつあればもうたいていのものは撮れちゃうという
スゴいモデルなんだが……お値段がなあ。

まあ、1型センサーなので
マイクロフォーサーズやAPS-Cに比べるとディテールのざらつきは気になるけど
600mm相当でこのサイズで済むと思えば、
とりあえずこれを持って歩けば、
歩いてる途中で鳥が飛んでも遠くを猫があるいててもさっと撮れちゃうというわけで
無人島に1台だけカメラ持っていっていいといわれたらこれだろレベル。
寄れるし引けるし速


2017/09/11

Insta360 Oneのレビューを書いてメール

よく晴れた新潟の砂丘でひととおり作例を撮ったので
土日に撮った写真の整理をしつつ

ITMediaにInsta360 Oneのレビューを書いてメール。

あれこれテストでアップロードしたり動画作ったりしたのでそのいくつかを。
これは新潟のビッグスワンスタジアムにて。ハーフタイムに撮影。



こちらは日和山五合目店内から屋上へ上る様子を「自由編集」したもの。
Insta360 Oneって全天球動画を自由編集してフルHDムービーにするのが面白い。
一脚や自撮り棒と組み合わせれば自由な視点の動画を作れるもの。
ちょっとこの線で遊んでみよう、とレビューを書きながら思った次第。



2017/09/10

新潟は「砂の女」で「砂の惑星」だった

朝、気持ちよく目覚める。
でもめちゃ暑い。
夏のリベンジって感じ。
おかげでネコに出会えない!
がーん。

ホテルをチェックアウトして沼垂へ。ヌッタリ。ひねもすぬたりぬたりかな。
普通、読めません。
昨日野内さんにいただいたガイドマップを見ながら歩く。
式内社といっている白山神社(真偽不明)とか

この白山神社、延喜式神名帳の沼垂郡の項に書かれていた「美久理神社」に比定されているのだ。江戸時代までは河口近くにあり、沼垂の街ごとこちらへ動いたという。

さらに沼垂テラス商店街に猫がいて「沼ネコ」と呼ばれてるというので行ってみたが、
残念ながら会えず。


取り壊されそうになった昭和の長屋を商店街として再生した場所で、背景の工場と会わせてなかなかよい風情である。

ここで、街歩き仲間のYさん、そして初対面のWさんと合流。
何しろみんな東京スリバチ学会つながりなので、いきなり会話がマニアックで面白い。
とりあえず大山台公園の展望台でシータしつつあれこれ。


新潟市大山台公園展望台からシータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

車であれこれ案内してもらいながら、新潟市の成り立ちについて教えてもらう。
ブラタモリ新潟編をもう一度見なきゃと思いつつ。

新潟市は低地である。しかも砂地。砂の惑星。
信濃川や阿賀野川が運んできた砂がたまって陸地となり、
日本海からの強い風で、いくつもの砂丘による微高地ができた。
それを「砂丘列」という。

昨日今日の走行ルート付地形図をどうぞ。

白い線が砂丘列。砂丘は古ければ古いほど地盤がしっかりしてて、
人々はそこに住み、砂丘列の間にある低地で農耕を行っていたのだそうな。
だからめちゃ低地なのに、ときどき起伏がある。面白い。
逆に言えば住めるところはそこしかないので、古くから争いが多かったそうな。
1911年の地図をみるとすごくよくわかる。
東西の道路に沿って家があるのは、そこが全部砂丘列だったからなのだ。
で、もともとの市街地は日和山がある、信濃川の北側。
少し高いところで地盤が安定しており、信濃川河口を港として
交易で栄えたんだろう。北前船とか。




そんな低地なので江戸時代は長岡藩と新発田藩と会津藩の飛地がまざった土地で、
今でこそ県庁所在地で県名の由来の地だが、城も何もない。

しかも、市街地と海の間に大きな砂丘があるので、海へ行くにはひとやま超えなきゃ行けないというわけである。面白いですな。
昨日訪れた日和山も「砂でできた山」なのだ。

ひょうたん池近くで地形とその利用がよくわかるところを通ってくれたので車窓から1枚。こういうときZR4000の超広角は役立つ。

田圃の両側の森がみえるが、これが砂丘列。
砂丘列と砂丘列の間の低地がこうして田畑になってたのだ。
ちなみにここは海に近い新しい砂丘列で、最初は「隠し田圃」だったらしい。。。



今でもほっとくと水没するので水が流れ込むばかりで出ていかない潟はポンプで常時水を信濃川や阿賀野川へ逃がしていたり、
信濃川河口はほっとくと砂がたまって浅くなるので
24時間浚渫しているとか、
文明の力で維持されてるのである。なんと。

で、大山台公園で眺望を楽しんだあとは、空港脇の海辺へ。
飛行機近い!


フェリーを佐渡汽船のジェットホイルが余裕で追い抜く!


日本海ですなあ。

そのあと、今一番地形的に面白いというひょうたん池へ。

なぜここに連れてこられたか。
今でも阿賀野川が運ぶ砂でどんどん砂丘が成長している場所なのだ。
もうですね、市街地近くとは思えないこの風景。
新潟が砂丘の町だったというのが実感できる。
砂の荒野を越えていけ! 的。



安部公房原作、勅使河原宏監督の「砂の女」の世界ですよ。
穴を掘って岸田今日子が住んでるですよ。

テトラポッドもすぐ埋まります。デューンです。

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今回はInsta360 OneとTHETA Vの作例撮りを兼ねてたので
この手のばかり撮ってました。

面白い動画を撮るならInsta360 One、きれいな全天球パノラマを撮るならTHETA Vですな。どっちも欲しい。

さてさらに北東へ。
ガス石油関連の工場や港がある、というか海岸線工業自体のエリアだ。

インフォメーションの掲示板には、英語・中国語・ロシア語・韓国語が。
とにかくこのあたり「ロシア語」が多いのである。
ちょっとしたガイドも「日本語とロシア語」だったりして、
新潟の第二外国語はロシア語かい!、と思うほど。

でも考えてみたら、このあたりは日本海をはさんでウラジオストクと向かい合わせであり、ロシアが近いのだ。

なるほどなあ。


いやあ面白かった。
でも、ネコと出会ってない。
やばい、今週の猫連載のネタがない!
ネコがいるとこへ連れて行ってください、Wさん←猫好きらしい。

だがしかし、夕刻になるとちゃんと現れてくれるのだった。
帰りの新幹線ギリギリまでネコ撮ってましたとさ。


にしてもだな、
日本って広くない島国だけど、
土地のでき方や使い方ってほんとに地域によって違ってて面白いわ。

新潟市が砂の上に作られていたとはびっくり。
しかも現地に行くと、ほんとに砂。

今回は盛りだくさん過ぎたので、次回はのんびり
日和山五合目の上で昼寝したり、砂の上で昼寝したりしよう。

ご案内くださったIさん、Yさん、Wさん、ありがとうございました。

新潟の〆はルマンドアイスと海老千両チラシ(お勧めされた駅弁)でした。


2017/09/09

ちょいと新潟紀行

朝の新幹線で妻と新潟へ。

目的はサンフレッチェ広島vsアルビレックス新潟。
どっちもJ2に落ちそうなアレなのがとてもアレではあるが、
ビッグスワンに行ってみたかったのと、
新潟ならあれこれ案内してくれる街歩き系の友人がいるということで
ついていったのである。

到着後、ホテルに荷物を置き、バス経由で「日和山五合目」(というカフェ)へ。
ここ、「路地連新潟」の本拠地で(といっていいよね)、
顔を出しとかなきゃとである。


日和山。階段途中にあるのが日和山五合目(カフェ)。その先は住吉神社
新潟市は基本的に真っ平らな低地なのだけどここは山なのである。
その中腹にそのカフェはある。

階段の途中からお邪魔すると、中は吹き抜けた開放的建築。
この特注で設計したという建物がいい。
超巨大な窓を開いたときの開放感、シンプルで落ち着く空間。
屋上に出られるのも楽しい。
七合目あたりからみた日和山五合目。窓全開時の開放感ありえない。

Insta360 One

屋上へ出てみた。奥に見えるのが住吉神社。航海の神様ですな。かつてここは河口を臨む山でした。

屋上のシータ画像から切り出し。こんな場所である。

いやあ、予想以上に面白いとこでした。
コーヒーはホリグチだし。
金土日の3日間だけ営業してます。

街歩き系書籍が充実してる本棚を見てたら、
見知らぬ方から「東京から来られたんですか?」と声をかけられまして、
その人もなんと新潟の街歩き系のIさんで、
共通の友人が山ほど!
ちょうど午前中街歩きのガイドをしていたので資料を持ってる
ってことで日和山についてあれこれ解説してもらう。
昔の日和山の様子や古写真

しかも、わたしが訪れることがお店に伝わっていたようで、
(路地連新潟の方々とは東京で何度かお会いしてる)
新潟の街歩きマップも用意してくださっていて
ありがたやありがたや。
この辺のつながりってすごいわ。

のみならず、
Iさんは午後は予定がないからと
車で新潟市のポイントをめぐり、
しまいにはビッグスワンのある鳥屋野潟まで乗せていってくださったのでした。
ありがとうございます。

日本海。遠くにぼんやりみえるのが佐渡島です。

鳥屋野潟ごしにビッグスワン
そう、新潟といえば「潟」。そもそも新潟市は潟(英語だとラグーン)だらけの低地なのだ。だから水とうまく折り合えば米が穫れる。
今でも残っている「潟」のひとつがここ。鳥屋野潟。トヤノがた。でかい。

1911年の地図より


夕刻の鳥屋野潟。
潟。日本国語大辞典によると、3番目の意味がこれ。
砂洲などが張り出して海と分離してできた湖や沼。多くは狭い水路で海に連なる。潟湖。
新潟は張り出した砂州が集まってできた低地で、そのときできた湖沼が「潟」なのだ。

さてし合い。
ちょいとグダグダで、双方痛み分けというどっちにとっても半端な結果だったのが残念。



疲れてホテルに戻る。

そこは
露天風呂ついてるわ、夜は宿泊者向けに半ラーメンの無料提供あるわで
いいとこでしたよドーミーイン新潟。