2016年1月16日土曜日

「東京の自然史」はいわれているとおり地形好きのバイブルだった

EXCELを開いて単行本の目次案をうんうんと考えつつ
マスを埋めていく作業。

昨年からちびちびと読んでいた「東京の自然史」読了。
東京の地形やその成り立ちを解説した本。
地形好きのバイブルといわれてるけど、まさしくそのとおり。
1963年初版で改訂版が1973年なのでまあ古い本なわけで、
東京低地の地盤沈下にかなりのページを割いてるなど(その頃、問題になっていたから)
時代を感じる面はあるにしろ、
基本的には今読んでも十二分に価値はあって面白い。

何しろ、文庫化されたのが2011年で、
2014年11月で12刷である。
東京の地盤を語るにはまずこれを読めといっても過言じゃない。
武蔵野台地、東京低地、さらに氷河期まで遡って海底に隠れた埋没谷と
内容は幅広いし、
関東ローム層の話も細かくしてくれるし、
淀橋台、下末吉台といったその筋にはお馴染みだけど
なかなかピンとこない違いも細かく説明してくれる。

講談社学術文庫なだけあって
興味ない人が基本的な概念なしでさっと読めるかというと微妙だが、
基本的に地質の専門家や地質を学びたい人向けの学術書ではなく
地質に興味ある人向けの概論書なので
専門の勉強をしてなくても読めるし、わかりやすい。

さすが名著だわ。地形散歩好きは必携。
Kindle版もあり。


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