2016/01/09

「東京古道散歩」千住から西新井への巻

北千住駅集合……ああカオスな駅を集合場所にしてしまったために
みなさまをとまどわせてしまってもうしわけない。

でも風も弱く陽射しは強く暖かな冬っぽくない日で何よりでありました。

「東京古道散歩」今回のルートはこんな感じ。
あ、公式には西新井駅で終わり。
そのあとは有志で西新井大師まで歩いたのだけど、
その分のルートも入っております。

まもなくなくなるiOS版Skitchで注釈いれたです。
地図アプリはFieldAccess2。これ必携。
現代図と明治の迅速図を重ねてその上にログ。
ここ1年ちょっとのログをずっと累積してるので
何本か線があるけれども、緑色の線が今日のルートである。

荒川放水路でけっこうな集落が移転をさせられたのがよくわかるですな。

残念だったのは、猫と3〜4匹出会ったのに、
講師として引率している立場上、
写真を撮れなかったこと。うう。まあしょうがない。

千住神社→元宿神社と抜け、
荒川を渡り、明王院、大聖寺、梅田稲荷と立ち寄って
北上して、東武線の線路跡を経てゴール。

その後西新井大師へ行く。
草だんご買う。江戸名所図会に唯一書かれているという文化創業のだんごやさん。

境内はお正月から引き続いた出店がずらっと並んで賑やかなるも
三が日ほどの混雑はなく、ゆったり散策。
そしたら屋台の裏に井戸発見。

西新井の地名の語源は「お堂の西に湧き出た井戸」なのである。
決して、新井が東西に別れたわけでもないし、東新井なんて地名もない。
「西の新たな井戸」で西新井なのだ。
井戸を掘ったか見つけたかしたのは弘法大師である。

だから西新井大師。

江戸名所図会を見ると、お堂の西に「加持水」と書かれた井戸がある。これがそうに違いない。

で、現存したのだ。加持水井戸!

なんかさ、ここってすっごく重要な場所だと思うのだが、
説明板も何もなくてさびしい。屋台に隠れてただけであったのかねえ。
今度来たとき確かめてみよう。



このあと北千住に戻って有志で反省会という名の打ち上げをして解散。



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