2015/09/30

家から一歩も出ない日-その2-

ITMediaにカシオのZR3000のレビューを書いてメール。
見た目はZR1600とあんまかわらんけど、
センサーが一回りでかくなり、画質が上がったのが良さ。
これとスマホへの自動転送を組み合わせると
なかなかの最強コンビになりそう。

デジカメマガジンのTHETA Sのレビューを書いてメール。
作例だけ先に用意したものの原稿はまだだったのだ。

プレジデントオンラインに頼まれてたAppleとiPhone 6s Plusのコラム、
下書きだけしてあったのを仕上げてメール。

さらに、土曜日の「新潮講座 東京古道散歩」に向けて
当日配布用の地図を作り始めるも、
途中でダウン。


2015/09/29

久しぶりに大阪日帰りでラバーダック

久しぶりに大阪へ、と思って調べたらどうも10年ぶりくらいらしい。
ひどいな。昔は毎年のようにいってたのだが、
最後に訪れたときは、梅田の阪急が工事中だったな。

それはともかく
朝の新幹線で新大阪へ。京橋の昭和な喫茶店でランチを食い。
某社で一仕事。

まだ日が出てたので大阪城に立ち寄ってZR3000の作例撮り。
ZR3000

ついでにTHETAでリトルプラネット。
ああ、はやくTHETA S欲しい。一度あれ使うと、もう戻れませんわ。
THETA m15 + THETA+ + Snapseed

ここからなら中之島も近いな。
今中之島にラバーダックが来てたな。
よし行くぞ。どこだ?
と思ったら、Googleマップに書いてあった。グーグルすげー(笑)。


ってんで、タクシーを使いつつなにわ橋へ。



中之島のバラ園近くにぷかぷか浮かぶ巨大ラバーダックを
夜景作例にしようと撮りに行く。
ZR3000

いやあ、これは面白いわ。実に面白い。その違和感が面白い。ついぼーっと眺めちゃう。
iPhone 6s plus
せっかくなんで、iPhone 6s Plusの夜景テストでもとあれこれ撮ってみるわけだが、
一番感心したのは、自撮り!

インカメラで顔を検出すると、
撮影時に「モニタが強く光る」ことで補助光の代わりになるんだが、
これがめちゃ効くのだ。←Retina Flashといいます
夜自撮りする人、それだけでiPhone 6s買っていいくらい。
この明るさなら、室内での自撮りでも役立ちそう。
LEDと違って面で光るから、光もそれなりに回るし。
まあ自分の顔をここに乗っけるのは気恥ずかしいのでしないけど、
これはすばらしい。

それにしてもだな、こういうシンプルだけど有用なアイデアって
まだまだあるんだよな。

で、いつまでも眺めてたいがそれやってると東京に戻れなくなるので
慌てて御堂筋線で新大阪に出て東京へ。


2015/09/28

家から一歩も出ない日-その1-

今週は家から一歩も出ないで働く日と遠出する日が交互にやってくるのである。
今日は出ない日。
延々と、明日の大阪出張のための資料作り。

2015/09/27

iPhone 6s Plusの日

薄曇りレベルだけど少し晴れ間が見えたので
近所でiPhone 6s Plusの作例撮り。
帰宅して
ITMediaにiPhone 6s Plusのカメラレビューを書いてメール。

いやあ、iPhone 6s Plusのカメラはいいわ。
まあ、順当進化なのでiPhone 6系との違いはそれほどでかくないけど、
2年前のモデルから買い換えた人にはけっこう衝撃なんじゃなかろうか。
なんだかんだいって
小さなイメージセンサーの小さなカメラなので
「これで一眼レフはもういらない」なんて能天気なことをいう気にはならないけど。

最近、
ちょっとしたスナップや記録撮影はDMC-CM1を使ってたけど
(なんだかんだいってこれが一番画質のよいスマホだし)
しばらくはiPhone 6s Plusも併用だな。

何しろこんなレベルの写真を撮れるのだ。ちなみにノーレタッチ。


2015/09/26

横穴墓発掘現場現地説明会と東京スリバチ学会FW

さて新型iPhoneが来たら、
速報的カメラレビューのために作例を撮りに行かねばならないのである。

だがしかし、
今日は「殿山古墳横穴墓現地見学会」の日なのだ。
この日しか発掘された横穴墓を見られる日はないのだ。

よし、ってんで朝から自転車で出発。

もともと殿山古墳群として知られてた場所で、
今回、15基の横穴墓が新しく発見されたのである。
それはどこか。
簡単にいえば「東名高速と外環道のジャンクション建設現場」。
殿山古墳群は東名高速道路の建設や宅地開発で
1〜2個を残して消えちゃったけど、
そこに多くの古墳や横穴墓があったことはわかってたのだ。
で、今回、ジャンクション建設でさらに台地をけずったら
でてきたというわけ。

場所はここ。東名高速にある「イカの耳」(通称)は、
東名高速建設時(1960年代)にすでに、のちに外環道を通す計画があり、
外環道ができたとき接続するためにあらかじめ作っておいた出っ張りなのである。
それほど昔からの計画で、
まあ、当初は外環道も高架で作る予定だったのが、地下に変わったくらいであり、
ジャンクションでは当然地上に出てきてぐるぐるとでかい道路を作らねばならないわけで、
その工事をしてるわけである。

殿山古墳群は東名高速で削ったあたり。ここに円墳がいくつかあった。
さらに崖沿いにも横穴墓が発見されていたが、
今回、新たに未発掘だった横穴墓が見つかったのだ。
ジャンクション工事現場にはいって横穴墓を見るというまたとない機会なのである。

で、見てきました。
外から見るとこんな感じ。崖にずらっと穴が空いてるのがわかるかと思う。
右に見えてるのが東名高速。


詳細はこれから調べるということだけど、7世紀末くらいだろうな。
鉄剣も発掘されており、稲荷塚古墳のように文字が見つかったら面白いが、
稲荷塚古墳とは時代が違うのでどうか。



そして現地見学。発掘したばかりの剥き出しの横穴墓である。
粘土質で土は軟らかく、
墓の中には水抜きの溝が掘ってある。
地層に詳しい人と一緒にまわりたかったわー。
そこで学芸員さんが、発掘当時の写真(石で塞がれていたとか、人骨が発見されたとか)と一緒に解説。




みんな、どこで知るのか(わたしはFBで教えてもらった)、
多くの人が見学会に参加。

満足したのと、少し晴れ間が見えそうだったので、
そのまま自転車で、次太夫堀公園→馬事公苑と回って
カシオのZR3000とiPhone 6s Plusの作例撮り。

その際、やたら大勢の人とすれ違う。
何かと思ったら、「私鉄リレーウォーク」というイベントをやってるらしい。
月に1回、スタート地点で地図を受取り、それを見ながらウォーキングして
ゴールに辿り着くと記念品だかスタンプだかをもらえるらしい。
歩いてる人に尋ねたら、飛田給から二子玉川まで歩いてるらしい。

ああ、東京古道散歩もそういう「ウォーキングイベント」的な扱いにしても
面白いかもなあ。
どこか企画しません? 古くから残る道を辿るウォーキング。

それはともかくとして、
馬事公苑で作例を撮った頃から空も曇ってきて、
しばらく晴れ間はでないと判断し、
東京スリバチ学会のフィールドワークに合流することに。

杉並区を歩いてるので近いのだ。
経堂駅あたりで、FBに和田堀公園あたりに13時半過ぎにつきそうという情報を得る。
お、間に合うかも、ってんでぐわーっと走り、
無事、成宗白山神社でみなさんと合流。
成宗白山神社でみんなが集まったの図。

久々に23区内のフィールドワークだったこともあり、
60人ほど集まってたようです。すごいな。
わたしひとり、自転車を押しながら歩くという感じになったけど、
ここから尾崎熊野神社、須賀神社、田端神社などをめぐり、
新堀用水跡を辿って
南阿佐ヶ谷駅で解散。

わたしはやることが一杯あるので打ち上げにはでないでひた走って帰宅。

にしてもうまく合流できてよかった。
まあ、勝手知ったるエリアだったからな。





2015/09/25

iPhone 6s Plus到着とアクティベートの日

いやあ、今回ははじめて全部在宅。
iPhoneの予約もオンライン予約。
iPhoneの受取も自宅への配送。

朝早く、ソフトバンクからSMSが届く。
配送は佐川急便。ヤマトの方がうれしいんだが、まあしょうがない。
午前中につけば御の字かなと思ってぼーっと待ってると、
12時をちょっと回った頃に到着である。



まずiPhone 6 PlusをiTunesでバックアップ。
復元用に使うので最新のバックアップが欲しいのだ。

さて、
実は、自分でiPhoneのアクティベートを行う
(つまり、機種変の手続きを自分でやる)のは
これがはじめてなのである。
ちょっとドキドキ。

ソフトバンクのページを見ながら
慎重に。
まず、旧iPhoneからSIMを抜き、


新しいiPhoneにSIMをセット。

この辺は簡単。

で、このSIMの新機種への移行手続きを行う。
Webでも電話でもできる。

うまくいったら、電源を入れる。
そして復元。

もちろんiTunesバックアップから復元。
昨年はiCloudから復元をかけたら、やたら時間がかかったので、
今回はiTunesバックアップからである。

で、
基本的な復元はうまくいったのだが、
アプリの復元でトラブった。

iTunesStore(というか、AppStore)の混雑によるものじゃないかという感じだが、
やたら時間がかかるのだ。
世界中でいっせいに復元かけてるし、iOS9や6s対応アップデートが一斉にきてるから
まあ、ストアも大変なのでしょう。

アプリも時間はかかったがなんとか復元できた。
が、
フォルダにまとめたはずのアプリが外に飛び出てとっちらかってる!
なんてこった!

ああ、これめんどくさいなあ
と思いながら、再度iTunesにつないで同期かけたりなんやかやしてたら
あっさりきれいにまとまってる。
えっと、
実のところ、いろいろやってたので、どんなきっかけで
何が起きて、どう解決したのかよくわからん。
我ながらひどいな。
どっかに記事書く予定がないときはこんなもんです。

まあとりあえず、このトラブルが起きてる人、多いようなので
要注意。

そうそう、ひとつ盲点だったのがApple Watch。
当たり前だけど、iPhoneが新しくなったら、そっちとペアリングし直さなきゃいけないのだ。Apple Watchをリセットして、再起動させて、ペアリングし直し。
一手間かかりました。



では
簡単に6s Plusの感想を。

・3D Touchはいい!
 でも今は使えるシーンが少ないのでちょっとつまらん。
  「ここ、使えるかな」と強押ししては指関節を痛めるとかそういう予感。
 まあいろんなアプリが面白がって対応してくれるでしょう。
 ちょっと慣れれば、力のいれ具合もわかります。

・速くなった!
 これはもう体感できるレベルでサクサク動くです。

・速くなった!2
 指紋認証が改善された速くなった。ロックからの復帰が一瞬過ぎて「あれ? ロックかけてたっけ?」というレベル

・カメラが!
 これはまあちゃんと検証するけど、きれいになった感はある。

・やっぱ高い!
 円安がいかん。クラウド系がもうちょっと安定してくれれば次は64GBモデルに落とすかなあ(とずっと言ってる気がする)。

というところでしょうか。


コスト面を重視するなら
旧モデルを下取りに出して差額で買う、という手もあり、
iPhoneって旧モデルでもそれなりに高く売れるのであり、
やってる人も増えてきてて、
わたしもそれしたいけど、
「前のモデルとカメラ性能がどう変わったか比較」なんて記事が発生するので
しづらいんだよなあ。
ついでに初代iPhoneから全部持ってるので、
古いのを手放しづらくなってるし。

ともあれ明日明後日は作例撮りだな。天気悪そうだけど。





2015/09/24

源頼朝はどのルートを辿って下総国から武蔵国へ入ったか

明るいうちにascii.jpの猫連載と請求書書きを済ませて
夜は新宿の住友ビルへ。

新潮講座「家康からさかのぼる「江戸・東京の下町」史」の日。
谷口先生の講義。これが面白いのだ。
今回は、源頼朝が武蔵国入りしたときの話。

それを吾妻鏡や保暦間記などの資料を元に読み解いていくのだ。

源頼朝が伊豆で蜂起したはいいものの、
石橋山合戦で敗れ、船で安房に渡り、
房総半島で仲間を増やしつつ武蔵国→府中→鎌倉入りするのは
有名な話だけれども、
じゃあ実際にどこをどう通って武蔵国に入ったか。

気になるじゃないか。
で、東京下町の学芸員谷口先生の出番である。
これがめちゃ面白い。

保暦間記には「須田・八切を渡って瀧ノ河原に」と書いてある。
八切は今の「矢切の渡し」。
この辺、からめきの瀬と呼ばれててとても浅いので
渡河に向いていたのだそうな。
もちろん歩いて渡ったのである。

須田は隅田宿のあたり。
木母寺や梅若塚のあったあたり。対岸は石浜。
ここは歩いて渡るのはムリなので、
各種文献によると、大量の船を繋いで橋にし、そこを渡ったという。
浮き橋である。

そしておそらくは低地を、三河島あたりを経由して王子入りした。
秩父平氏一族の中でいち早く頼朝側についたのが
豊島氏と葛西氏であり、
江戸氏や河越氏、畠山氏はギリギリまでぐだぐだしてた。
だから豊島氏の所領を通って王子へ入ったのではないか。

ざっくりいうとそういう話。

古道好き的にはたまらん大ネタである。
ふふふ。

で、そのあと飲みに行きたかったけど、何かと仕事がつまってるので
さっさと帰宅してあれこれお仕事の続き。

2015/09/23

「東京古道散歩」下見の日

10月3日は「東京古道散歩 2015年10月期」第1回であるわけで
その下見に行く。
あれこれ試行錯誤しながら歩いたら疲れたー。
詳細なルートは10月3日のお楽しみということで。

メインは影向寺と橘樹郡衙。
だから「東京」じゃなくて神奈川県なんだけど、
まあ広い意味で「武蔵国橘樹郡」ってことでご勘弁を。
ここが、あまり知られてなくて面白いのだ。

駅から遠いのでちょいとコース的には長くなるんだけど、
前半は笑っちゃうくらいの尾根道と古墳で郡衙をめざす、
台地の古道は尾根道だー、というコース。

メインは台地上に作られた橘郡衙跡と影向寺を中心に
古代の関東の様子を楽しむ。
影向寺は寺の創建伝承より古かった(奈良時代創建という伝承だったが、
発掘してみたら、白鳳時代の遺構が出てきた)というほどの古刹。


後半は古墳墳頂で眺めを楽しんだのち(晴れますように)、
低地の官道はひたすらまっすぐだー、というコース。
こんな風景に出会えます。



1回だけでも申し込めるようになったので、
地元の人というより、
関東の古代の歴史に興味ある人に来ていただけたら、
多摩川以東の関東台地と、以西の下末吉台地の凶悪さの違いも感じられて
楽しめるのではないかと思います。

申し込み方法など詳しくはこちらを。

講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

にしても、
あれだ、この連休は毎日何かしら出歩いてて疲れた。。。。
でも夜、がんばってシータSの作例をまとめてメールしたり
ブツの返却手続きをしたりする。

2015/09/21

8人で深大寺城攻めの日

中世の城址を歩くシリーズ。
第1回は小机城、
第2回は山中城。
第3回は暑いので手近なところをってことで、深大寺城。
わたしは何度も行ってるけど、言い出しっぺというか主催者は神奈川の人で深大寺ははじめてというのでお付き合い。
コースをいくつか考えた結果、
柴崎駅から佐須街道を歩いて池上院脇の坂を上って深大寺前から深大寺城。
帰りは御塔坂から古道にはいって布多天神経由で調布へ。


柴崎からの佐須街道、
普段自転車で走ってる道も8人で歩くとまた違った味わいで楽しい。
どんどん拡幅が進んで往時の風情が消えていくのがはなはだ残念であるが
それを嘆いても仕方なし。
佐須街道から右手を見ると、山から垂直に切り立った木が。


そんなとこに気づくのもまた面白いのである。
神明社前にさしかかると、以前訪れたときはなかった案内板が。
調布市もこういうことに力をいれはじめたか、
あれこれ親切になってた。

虎狛神社を経由して佐須街道の旧道を池上院へ。
ここで台地を上って下りると深大寺門前観光街。

われわれはまず深大寺城。
ヒガンバナで賑わっておりました。
土塁と空堀とヒガンバナ。



昼飯は深山茶屋で蕎麦。
晴れた休日ってことでどの蕎麦屋も大賑わい大行列なのでありました。
いやはや。

門前で「天ぷらそば」発見。
この店、創作そば料理が楽しいんだが、
まさか「そばを固めて揚げたもの」を「天ぷらそば」と称するとは、
ベタすぎて感動であります。

その発想はなかった(笑)。

帰りは御塔坂を下りてややこしい交差点をうまく切り抜けて
細くて古い道を布多天神へ。
途中、歯医者の看板にみんなで食いつく。
「歯」の字が「歯」っぽいのはともかくとして、
極めつけはこれ(笑)。

えっとですね、写真だとわかりづらいけど、
左へ行っても右へ行っても「ここ入る二つ目右折すぐ」と書いてあるのだ。
どっちが正しいんだーーー。
どう考えても、同じ所にはたどりつかんぞー。

同じ看板を貼ったのかと思いきや、矢印の向きはそれぞれ違うのである。
いやあオソロシイ看板でありました。

そして布多天神、大正寺と回り、
調布駅で解散。

おつかれさまー。

東京へ

東京へ戻る。
心配した新幹線の混雑。
1〜2本待てば自由席でも普通に座れたのであった。
やっぱこのややこしい5連休とはいえ
混む日とそうでもない日はあるのだな。

新宿でちょいと夜景作例を撮って帰宅。

そうそう途中駅でのぞみ自由席に乗る場合、
下記図の「A」狙いが得策。特に1号車か2号車のA。
その駅で降りる人は、ホームの中央に近い側のドアに集まるから、
全員が下りるのを待つ時間を考えると、
Aの方が圧倒的に早く車内に入れるし、
自分が乗りたい車両の中の様子を先に見られる
それに乗ったら座れるか否かの判断を素早く下せる。
というわけです。


2015/09/20

名古屋へ

名古屋へ帰省。
もちろん新幹線は自由席。
臨時便を増発してくれてたのか、
そこに止まってたのぞみに乗り込んだらすぐ座れた。
ほっとする。

予定より早めに着いたので
ちょいと名古屋城に立ち寄って(城までは行かなかったけど)
作例を撮るなど。
X-T10

X-T10


2015/09/19

二子玉川でヤマハの電動アシストロードを見てきた

晴れた!
正午直前にレビュー用のTHETA Sが届く。
1時間だけ充電してセッティングして自転車で飛び出て
次太夫堀公園などで作例撮り。

そのまま二子玉川に足を伸ばす。
二子玉川ライズのガレリアで
VELO TOKYO
Vélo Tokyo 2015

ヤマハが「YPJ」の電動アシストロードバイクの参考出展をするというので
観に行ってきたのだ。
YPJ | ヤマハ発動機株式会社

他にもいろいろ展示されてたのだが、
時間がなくてゆっくり見られず。ヤマハの人に挨拶だけする。
いやあ思ったよりカッコよかったわ。あまり重くなさそうだし。
ボトルゲージはどこにつけるんだ? とかつっこんじゃったけど。
ヤマハの電動アシストロード。参考出品で詳細は未定。コンポは105でした。

これは電動アシスト自転車専門店「モトベロ」が出してたヤツ。298,000円だけど。

ロード系じゃなくて、コンフォート系の楽しげな自転車や
電動アシスト系が揃う街乗り自転車のイベント。

そのあと豪徳寺方面へ走って帰宅。

THETA S……いいわ。これはよい。もう前のTHETAには戻れない。
やっとこのクオリティのTHETAがでたかー、と。

いひひひひ。


2015/09/18

ゆるりとした夜

急ぎの仕事は
田無のなおきちで伊藤ルーリーのゆるりアワー。
満席で何より。
客はほとんどが顔見知りなので伊藤ルーリーをネタに
楽しく飲んで過ごす。
まあそんなゆるい夜です。

いつもはゲストを呼んで語らせるのだけど、
今回はひとりアワーということで自分の趣味の変遷を語ってました。





危ない地名はほんとに危ないのか?

先日の鬼怒川氾濫で、
また地形と災害の関係や
地名の話が出てきてるわけで
そういうことに人々が関心を持つのはうれしいわけだが、
中には乱暴な言説も見受けられるわけで、
特に地名ネタ。

たとえばこれ
災害の記憶をいまに伝える 日本全国「あぶない地名」 この漢字が入っていたら要注意!(一覧表付き) | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

いってることは概ね間違ってないのだけど、
自由が丘の話はちょっとひっかかる。全体としては古い地名には気をつけよう、なのに自由ヶ丘だけは昭和の地名だ。古くもなんともない。

都内屈指の高級住宅街、東京都目黒区自由が丘。「住みたい街」ランキングでは常に上位にランクされるこの地に、戦後から暮らす80代の男性が自由が丘の過去について、驚くべき証言をした。 
「この辺りには、かつて大岡山から大蛇が襲ってきたという言い伝えが残っています。おそらく水害をなぞらえているのでしょう。今では考えられませんが、かつてこの地では、子供が溺れる水難事故が多かったようです」 
男性によれば、'14年秋のゲリラ豪雨の際、家の目の前のマンホールから水があふれ、蓋が浮くほどだったという。
さらにこれ。2014年7月の記事なんだけど。
ゲリラ豪雨で水没懸念の東京エリア 渋谷、三茶、田園調布も│NEWSポストセブン

基本的には間違ってないのだけど具体例にヒドいのがまじってる。
 ひとつは自由が丘。
自由が丘には過去に農業用水を確保するための六郷用水がありました。ここも水が溢れやすい場所です
えっとですね。六郷用水は自由ヶ丘を流れてません。自由ヶ丘を流れてるのは九品仏川です。

さてどちらも「自由ヶ丘は危ない」的な話なんだが、
自由ヶ丘の由来と地形を見てみると一発でわかる。



自由が丘のという地名は、昭和初期、「自由ヶ丘学園」が作られたことによる。
で、語源となった自由ヶ丘学園は、上の地形図を見るとわかるとおり、
ちゃんと「丘の上」にあるのだ。水害が起きる場所じゃない。
ただ「自由が丘」という地名がこのあたり一帯につけられ、
自由が丘駅が「九品仏川」の谷筋に作られた(このあたり、線路が高架なのですぐわかる)ことで、自由が丘は低地というイメージになってるけど、
本来の自由が丘はちゃんと「丘の上」なのだ。
自由が丘が危ないのではなく「自由が丘駅周辺は低地だからあぶない」
としなければならない。
「本来の自由が丘」は高台なので水が溢れたりは(普通は)しないのだ。

Newsポストセブンのコラムはもうひとつすごいデタラメが入ってて笑える。
 地名から過去の土地利用のされ方を知り、危険を推し量ることもできる。高級住宅街として知られる田園調布は地名に「田園」とあることから類推できるように、「かつては田んぼで農業用水がそこに引き込まれていた。つまり、川が氾濫すれば水に浸かるということ」(同前)なのだ。
えっと、どっからつっこんでいいのかわからないレベルだが、デタラメはこの2つ。

・「田園調布」は古い地名じゃなくて、あとから付けられた瑞祥地名に近い。

・「田園調布」の「田園」は田んぼじゃなくて「田園都市構想」(エベネザー・ハワードが提唱した考え)から来てる。調布(調布村だった)の田園都市だから「田園調布」なのである。


見ての通り、本来の田園調布は思い切り高台である。
田んぼだったことなんて(多分)有史以来、ない。
今は「田園調布」という住居表示の範囲が広がっているので、

かつて川沿いだった低地も「田園調布」だったりするが、
本来の田園調布は高台である。

だったら世田谷区の「成城」は昔、お城があって城址でも残ってるんかい、といいたくなるではないか。んなわけない。成城学園ができて、それが地名になったのである。

このコラム、もうひとつ凄いこと書いてる。
国道246号線沿いの池尻、三軒茶屋周辺は周囲より一段と低くなっている。烏山川や蛇崩川など小さな川がいくつかあり、豪雨になるとその近くでよく水が溢れるのです。
確かに池尻は地名的にも地形的にも目黒川沿いの低地であり、烏山川と北沢川が合流する地点なので、昔から洪水は多かった、というのはいえる。だいたい合流地点はやばい。ちょっと前までは善福寺川と神田川の合流地点でよく水も溢れてたし(今は地下に貯水タンクができたので、そうなる前にそこに水を一時的に逃してる)。

でも三茶まで来ると、烏山川と蛇崩川に挟まれたちょっとした台地なのである。
なぜ周囲より一段と低いなんていえるのかがわからん。
取材した記者がダメな人だったのかもしれない。

池尻は低いけど、三茶はまったく低くない
それはともかく、
大事なのは「今の地名」は昭和30年代に施行された「住居表示に関する法律」によって
住居表示が整理されたため、古くてて狭い地域を示す地名が消え、大きな枠になった結果であること。だから「田園調布」のように人気のある地名はすごく広い範囲に及ぶ。

よって、
地名からその土地の性格を知るには「今の地名をみてもダメ」ということ。
特に昭和になってつけられた瑞祥地名はアテにならない。
見るなら「明治・大正以前の古い地名」でなきゃいけないのだ。
いやそれどころか、古い地図を見ると一発でわかる。
これがかんたんでよい。

埼玉大学の「今昔マップ」である。
今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)

知りたい土地の古い地図を見て、水田だったらそこは低地である。
等高線もしっかり書いてあるので谷地もわかるし、
等高線の幅をみれば急斜面かどうかもわかる。
現地に行くと、バス停や公園名などに旧地名が残ってたりする。
それを見つけるのも面白い。

古い危ない地名はけっこう衝撃的なのでネタにしやすいのだが、
(蛇崩とか渋谷とか市ヶ谷とか)
それを今の住居表示エリアに割り当てず、
その地名が本来意味した場所を知らなきゃ意味が無いのだ。

たとえばうちの近所に「希望ヶ丘団地」って高度成長期的団地がある。
「丘」とついてるけど、棟と棟の間に「暗渠」があるのだ。
烏山川暗渠。えっと、丘の上に自然河川の暗渠があるわけないやんか(笑)。
ちなみに、団地裏に公園がある。この公園「葭根公園」という。
昔のこのあたりの地名だ。「葭根」……つまり、アシの根……
思い切り低地地名やないかー。
まあそういうもんです。

なんだかなあというわけでつい書いてみた。
危ない地名は危ないんだけど、危ない地名の表す範囲が昔とは違ってたりするので
ちゃんと調べましょうねという話。

気候が極端になり、災害が起きやすくなってる昨今、
住んでいる(あるいは住もうとしてる)土地に知っておくべし、
という話は間違ってない。

あ、今回の図は全部、
うちのMac上で動いてるParallels Desktop 11上で動いてるWindows10上で動いてるカシミール3Dを使いました。地図と地形データは国土地理院のものです。




2015/09/17

雨の永田町

雨。
永田町のプレジデント社で打ち合わせ。
永田町から千代田線国会議事堂駅まで歩く。
国会議事堂の裏を抜ければデモ隊もいない。
それっぽい人たちはずいぶんすれ違ったけど。
革マル派がチラシ配ってた。まだいたんだ革マル。
それにしても雨。
帰宅。
夜はascii.jpの猫連載を書いてメール。


iOS9がやってきた

大方の予想通り、
午前2時になってiOS9が落ちてきた。


さてOTA(Over The Air)でダウンロードとインストールだ……が、
回線が混雑してるのか、ダウンロードに失敗する。

しょうがないなってことで、おもむろにiPhoneをMacにつなぎ、
iTunes経由でのアップデートに切り替える。
こっちは順調なり。

にしても、ファイルサイズでかいぞ。OTAに比べて2倍はないか?

で、無事ダウンロード完了し、
iPhone 6 PlusもiOS9になる。

ついでにiPad AirもiOS9へ。

あれこれいぢりたいが、
アップデート後にバックグラウンドで動くいろんなプロセスのせいでちょいと動きが鈍いので
寝ることにする。
ああもう午前4時だ。いまはー午前4時少し前、あーさやけをー、
というわけで「都市生活者の夜」(じゃがたら)


2015/09/16

iPhoneがコンピュータから取り外されたため、と格闘する

e-mansionの連載用にWindows10無料アップグレードの話を書く。

Windows10の話が終わったら、続いてiOS9の準備。
まずバックアップを取る……のだが、


こんなメッセージが出て失敗するーー。んがー。
よくあるあれですな。
「iPhoneがコンピュータから取り外されたため、
 iPhoneをバックアップできませんでした」
……はずしとらんわー

以前もこの現象はあったのだ。
で、あのときは「古いバックアップを削除したらうまくいった」ので
今回も同様にするが、ダメである。
がーん。

さてどうしてくれよう、
ってことであれこれ思いつくことをどかっとやったら
なんとかうまくいった。

Facebookに書いたのをここにもメモとして残しておく。

---------------
「iPhoneがコンピュータから取り外されたため、
 バックアップできませんでした」事案が発生しておりましたが、
ただいま、バックアップ完了。ふはー。
やったこと一覧←複数のことを同時にやったのでどれが主因だったかはわかりません(笑)。
具体的には、1.a.でうまくいかなかったので、他もどさっと試した感じ。
1.Mac側
 a.iTunes側の古いバックアップを削除
  (iTunesの環境設定→デバイスから)
 b.Mac再起動。
 c.不要不急の常駐ものを全部終了
 d.iPhone以外のUSBものは全部はずす。
2.iPhone側
 a.強制再起動
 b.立ち上がってるアプリ全部終了
 c.自動ロックを「しない」に設定(一般→自動ロック)。
 d.「Touch IDとパスコード」から「iPhoneのロックを解除」をパスコードのみにし、パスコードを要求を「4時間後」にする。
 (c.とd.は、もし、バックアップ中にiPhoneにロックがかかったのが原因であれば、そうなる可能性を思いつく限り排除するため)
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かくして成功したのだが、上記のどれが効いたのかはよくわかりません。
「自動ロックを「しない」」が効いたような気はする。
まあ
うまくいったからよしとする。
これで安心して、iOS9を迎え入れられます。

ところで、次はもしかして、iOS X?

2015/09/15

やっとWindows 10にした

家電批評の短い原稿を書いてメール。

さて次の仕事に取りかかるべく、
Windowsを10にするというミッションにとりかかる。
いやそんなおおげさなことではないんだが、

Parallels上でWindows 10にしながら
その過程をスクリーンショットにとるつもりが、
できない!

Parallels推奨の「Windows10へのアップデート」は
マイクロソフトからISOイメージを落としてきてそこからのアップデートで、
いやそれはそれでいいんだけど、
今私は、タスクバーに出てる「田」からアップデートしたいんだってば。
初心者向けの記事だから、その方法を紹介したいんだってば。

で、Windows8.1にしようとしたらエラーでできなくて放置した
5年前のPCを引っ張り出す。
で、リストアして初期状態に戻して
あらためてWindows 8.1にして、でもって
「田」から「Windows 10を入手」。
……
どうやらうまくいきそうなので、
そのまま、時折スクリーンショットを撮りながら
Windows 10へ。
まあ、まったくノートラブルというわけじゃなかったが、
まあなんとか、3時間半ほどかかってWindows10になってくれた。

ついでに、
Parallels Desktop 11上のWindows 8.1もついでにWindows 10にしちゃう。
作業はたったこれだけ。

こっちはスムーズに短時間で終了。

いやあ、
Windows 10っていいですな。Windows 7や8よりいいわ。
ちょっとモダンになった感じ。
悪化の一途を辿ってたコントロールパネルも
やっと腹をくくった感あり。
あ、タイトルバーがWindows8のままになってる。直さねば。
今までは、Windowsを新しくしても、可能な限り
旧Windowsに近い環境を作って作業してたけど、
Windows 10はデフォルトの環境をベースにそのまま使えそうで何よりです。

Windows 8は「全画面モード」の新しいWindowsと「デスクトップ」の古いWindowsの2つのOSが入っていて切り替えて使え、的なヒドい内容だったけど、
今度のはその辺に違和感がない。

まあアップグレードしたばかりで、
しかも
Windowsなんてカシミール3Dするときと、
仕事上必要な時しか使わない人間が言ってもアレではあるんだが、
今までのWindowsで一番筋がいいんじゃないかという気はしてます。
いやほんとに、8はひどかったもの。

そうそう、
5年前のPC(13インチのDELL XPS 13。当時のノートPCとしては高性能な方)より
Mac上のPC(Parallels)の方が快適に使えるってのがなんだか不思議な感じ。
まあ、マウスポインタの動きがMacの方が滑らかでスムーズだからかね。
ともあれ、Parallels、よくできてるわー。