2015/02/06

[デジカメ]品川でキヤノン史上最多ラインナップな発表会でEOS満載

総数13台。キヤノン史上最多の新製品発表会だそうで、
品川まで行ってまいりました。

いやあいっぱいあった。
まあ、去年一昨年と「キヤノンが静かだけどどうした?」的ないわれかたをされてたわけで、2014年なんかレンズ交換式カメラを「2機種」(Kissひとつと7D markIIだけ)出しただけなので、どっかの時点でどかっとくると思っていたのだが、
ここできましたか、と。

発表会にちゃんと出席したので簡単に感想を。

1:コンデジは売れてないけどレンズ交換式はまだ伸びる←わたしもそう思います。潜在的なユーザーはまだいると。ただコンデジに比べると買い換えサイクルが長いので大きな伸びはないだろうけど。ミラーレスも伸びます。「一眼レフという形」に対する公的心象が邪魔してるだけで、いずれはKissがミラーレスに移行しても不思議は無い。

2:コンデジも、普及型コンデジは40%も落ちたけど、高倍率機と高級機はなんとか伸びてる←そう思います。ただ、無理な高倍率機が増えてるので心配
3:で、EOSのラインナップはこう広がります!←今回のポイントはEOS M3と8000Dだと思う。5DSはちょいと特殊なので。

4:5000万画素の5DSと5DSRは5Dの派生モデルであって、主力はあくまでも5D markIIIですよという話。5DSと5DSRは、2年前のニコンのD800とD800Eの棲み分けと同じ。ってことは、次機種でローパスフィルターレスのみになるのか(笑)。クロップ機能とかどっかで見たことある機能も搭載。ちなみに常用ISO感度はISO6400までと、5D markIIIより1段低く設定されてる。

5:EOS 8000DとKiss X8iの中身はほぼ同じだが、ボディのデザインがかなり違う。EOS式とKiss式。価格差は数千円。趣味の一眼レフをはじめたいけどお金がない、って人は8000Dを、ということで。大昔の「EOS 1000」みたいな位置づけ?

6:EOS M3はやっとここまできたかと。やっとこさ「グリップがしっかりした」「モニタがチルトするようになった」「外付けEVFがつくようになった」「露出補正ダイヤルがついた」「AFが速くなった(ただし条件による)」。
やっとまともなミラーレス機になったようです。
M/M2が持っていたデザイン的個性は薄れておもしろみはあまりないけど、3代目で完成度を上げてくるだろうという大方の予想を裏切らない出来。
グリップのデザインはX7のアレを継承してますな。これはよし。

7:意表を突かれたのが、N2。
初代のNはN100に継承されて消えていくのかと思ったら、N2が用意されてた。もうずっといわれてた自分撮りにやっと対応し、レンズ回りのデザインもクラシカルなものに一新。初代Nは女性向けを意識したデザインだったけど、購入者は男性が多かったそうで。初代機で180度チルトモニタをやってればねえ。ただ、レンズやセンサーは相変わらずで、もともとこのスタイルはブレやすいので、ズーム倍率を抑えてでも明るいレンズをつけるべきだと思うのですよ。そしてISO感度を抑えないと画質面でかなりつらい。
でもモノとしては魅力的。

8:隠し球はこれ。G3X。
G7Xの高倍率ズーム版。このスタイルで600mm相当とか、600mm相当でEVFは外付けとか、いろいろひっかかるところはあるけど、FZ1000はいいけどデカくてオモいんだよねって人の心にささりそう。わたしもレンズがある程度明るければ、猫撮りコンデジとして紹介するでしょう。参考出品なので詳細不明。
そうそう、コンデジラインナップからPowershot SシリーズとG16が消えそうで、どうも、ハイエンド機は全部1インチ以上のセンサーに移行するっぽい。
その思い切りはよし。

9:キヤノンの「おもいでばこ」登場。コネクトステーション CS100。えっと製品の名前がよくない。愛称をつけないと。壇上でキヤノンのエライ人も言い間違えそうになって、呼びにくい名前ですね的なことをいって失笑をかっておりました。
10年以上前から各社が何度も挑戦しては失敗してきた、パソコンレスユーザーのためのフォトストレージ。
ただ、時代はさらに進み、パソコンを使わないユーザーが増えてきた、テレビが全部フルHD以上になった、ネットに簡単につなげられるようになった、というわけで、やっと結実するか。
なおNFC+Wi-Fiで対応デジカメなら上にのっけるだけでOk。
フロントのドライブスロットみたいな形のとこは、カードリーダー。
ボディはかなりコンパクトでバッファローの「おもいでばこ」を思い出させる製品。
内蔵HDDは1TB固定。USBによるHDD増設は今のところできないそうな(バックアップは可能とか)。ああ、イマドキ、BDレコーダーでも増設できるのに。


以上、ざっくりと。詳しくは各メディアのレポート記事をどうぞ。
わたしは書く予定ないのでここで適当にながしてみた。

そうそう、今回の写真は全部オリンパスのStylus 1sで撮っております。
これ、こういう軽い取材には最強だわ。
望遠もいけるし、センサーが小さいので被写界深度の心配をあまりせずに製品も撮れるし、操作系もなかなかいい。

そのあと、三井さんとかたくたさんとお昼ご飯を食べた後、
ぶらりと泉岳寺方面へ散歩。
実は、泉岳寺ってちゃんと訪れたのはじめてだったのですよ。
赤穂浪士に興味なかったし、むしろ気分的には吉良側だったから(笑)。
ついでに伊皿子坂を上り、魚藍坂を下り、魚藍寺などを散策して、
魚藍坂下から都バスで青山墓地。そこから地下鉄で帰宅。

伊皿子坂→魚藍坂って昔自転車で越えたことあったけど、歩くのもまたよし。

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