2014/06/30

[歴史]ちょいと江戸城と麹町あたりを調べる日

ぽかっと仕事が無い月曜日。
こういう日は前から気になってた調べ物をする日にしようってことで、
猫撮り寄り道しつつ、
日比谷公園の日比谷図書文化館(数年前に、区の所管に代わり、都立日比谷図書館から千代田区の日比谷図書文化館になったのだ)へ。

Nikon 1 V3

この三角形の図書館、ずいぶんきれいになったもんで、
とりあえず郷土資料室へ。
江戸城を抱えてる区にしては地味。

図書館コーナーへいって千代田区史とにらめっこ。
江戸氏や中世の江戸についてチェックしときたいことがあったのだ。

図書館の閲覧スペースにSNAPLITEがあったら便利なのになあと思いつつ。
コピーサービスってめんどくさいじゃん。
SNAPLITEコーナーがあったら、書見用のライトにもなるし、
iPhone持ってればその場で見たいページを撮影してevernoteにつっこめるから
コピーするよりずっと便利。
著作権的にどうなのかはアレだけれども、
膨大な資料の一部だけ欲しいってことよくあるから。

夕方になってしまったので
霞ヶ関の官庁街から国会議事堂前を抜けて(なんかデモの準備してたけどスルー)、
平河天満宮。

1478年、太田道灌により江戸城内の梅林坂上あたりに創建された。
梅林坂を下りると平川門。
室町時代からある古い門で、当時は平川が流れてて、
川沿いの集落は賑わっていたそうな。

それが1590年に江戸城の北にある平河口(武江年表より。たぶん、平川門の外あたりだろう)にうつされ、
その後、江戸時代初期の1607年、現在地に遷座した。
2度引っ越してるわけだな。

平河天神から紀尾井坂を抜けて、喰違門へ。
この喰違見附跡を観たかったのである。
ぐわっとカーブしてる歩道部分が元々の道。クランク状になってる。
すぐ南に赤坂見附、すぐ北に四谷見附があったわけだが、
その間にあるこの喰違見附が一番古く、江戸時代初期に作られたものだという。
しかも、他の門が「枡形門」であるのに対し、ここはより古い形式の「食い違い門」。
石垣もないし枡形もない昔からのものだ。
詳しくは、7月11日の新潮講座のネタになるのでとっとくけど、
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社
なぜ最初にこんなとこに門を作ったのか。

室町時代にすでにここを道が通っていたからに他ならないわけですよ。
やがて、江戸幕府が街道をつけかえ、喰違見附は主な役割を終えたので
枡形門にもならず、そのままだったのだ。

で、この話は斉藤慎一氏の「中世東国の道と城館」に書いてあったのだけど
それを確かめにいきたかったのである。
行っても当時の道なんて残ってないけど、
実際に歩くと地形を味わいつつあれこれ想像できるから大事なのだ。
喰違見附跡から弁慶堀を望む。地形がよくわかりますな。

麹町あたりは特にややこしいから。

帰宅してあれこれやってたらなんか頭痛がしてきたので
ワールドカップ見ないで寝る。


2014/06/29

[飲料]夏はゲロタンに限る

いやあ相変わらず梅雨というよりゲリラ豪雨期でありますな。
昔読んだ、ナショナルジオグラフィック誌に
地球温暖化による影響のひとつとして、
極端な気象が増えるってなようなことが書いてあったのを思い出しつつ、
いきなり真っ黒な雲に覆われた世田谷の写真をどうぞ。
Olympus Stylus1
このいきなりもくもくとあらわれるさまは
感動的ですらあるのです。
黒雲の奥にきれいな弧を描いて伸びている雲は、
たぶんいわゆる「環八雲」。

さて
コンビニへ行くと炭酸水ラインナップがここ2年で急激に増えてるなと思う今日この頃。
今年は「いろはす」や「世界のKitchenから」にも炭酸水がラインナップされる始末。

でも炭酸水といえばうちは数年前からこれである。
俗称ゲロタン。ゲロでタン。
ドイツのゲロルシュタイナーが出してる水で、日本では炭酸水しか発売されてないからわざわざ「たん」ってつけなくてもいいんだけど、「ゲロ飲もうぜ」ってのはちょっとアレだしな。まあ「ゲロタン」もかなりアレだけど。


これが天然炭酸水なのだ。
あとから炭酸を加えたんじゃなくて、
最初から炭酸水が湧き出てるミネラルウォーターなのだ。
日本にも天然炭酸はあるし、日本の最初の炭酸飲料は天然炭酸水で作られたのだけど、今はあまりみかけない。
奥会津の天然炭酸水は見かけたことある。

で、ゲロルシュタイナーといういかにもドイツっぽい名前の奴だが、
炭酸がめちゃ強烈で美味しいのだ。
炭酸が強いので、ジュースを割って飲んでもいいし、直接飲むとすげーシュワッとする。

てなわけで、ときどきまとめて買っております。
たまたま冷蔵庫から出したばかりのゲロタンにいい感じに水滴がついてたのでこんなエントリーになりました。

今夜のワールドカップは、オランダvsメキシコ。
ああ、今回はベスト8までいけると思ったのになあ、メキシコ。
ベスト16でオランダに当たっちゃったのが不運だった。
というかもう組み合わせ抽選会の時点で不運ではあったんだけど。
もうちょっと見たかったす。


2014/06/28

[買い物]THETAと一脚と炊飯器

結局、THETAと一脚を買い直したのであった。
とほほ。


同じ一脚をまた買うのは悔しいのだが、
結局ベルボンのM50に。
軽さと長さと伸縮のしやすさのバランスが一番いいのだ。
もっとコンパクトなのはあるんだけど、そうすると短くて撮れる絵におもしろみがでないし、
これより長いと持ち運び時に邪魔だし。

M50をケースから出したらまず余計なものをはずす。
ストラップとキャップがついてくるんだが、
THETAで撮るとこれらが写り込んじゃって邪魔くさいので取っちゃう。

で、テスト撮影の前にMacにつないでファームアップ。
古いファームだったのを最新の1.3にする。

今日はそこで終わり。
仕方なく買い直したものなのでうれしさも半減ですな。

夕方から、近所のヤマダ電機へ炊飯器を買いに行く。
10年使ってたヤツにかなりガタがきてたので
そろそろ潮時かなと。

で、似たような見た目のが大量に並んでて萎える。
何がなんだか。
売れ筋という象印でも無難に選んでおくかと思ってたのだが
気がついたら日立。
蒸気が出ないってのがちょいと面白そうだったので。

さて焚け具合に違いは出るのか。乞うご期待。

夜はブラジルvsチリ。
えっと、ベスト16で見るには贅沢すぎる組み合わせでしたよ。
試合みながら、日本戦のときより叫んでましたよ。
どっちもレベル高すぎ。速くて上手い。
フッキのあの幻のゴールは微妙だったなあ。ハンドじゃないといえばじゃないぞ。

結局、ジュリオセザールの日でありました。
ブラジルの次の相手はコロンビア……「また南米相手かよ」と思ってるに違いない。
これじゃコパアメリカじゃないか。
サッカーファンとしてもブラジルvs欧州強豪国というマッチを見たいんだがまあしょうがないか。



[Apple]Apertureの終焉と思い出

朝起きたら、
Aperture終了のニュースで持ち切り←っていうほどではないけど
アップルが公式に、ApertureとiPhotoの新規開発を中止すると発表したようなのだ。

AppleがiPhotoとApertureの開発を中止!その超前向きな理由とは - 週アスPLUS
Apple、プロ向け写真ソフト「Aperture」の開発を中止 - ITmedia PC USER
Apple、Apertureの開発を終了したことを明らかに、新しい写真アプリへの移行を推奨 | Apple Apps | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)


がーん。なんてこった。

まあ、iPhotoが終わるだろうという予感はあった。
WWDCで発表したOS X YosemiteのPhotos機能が
思い切りiPhotoとかぶるからである。

iPhotoは写真のレタッチやら出力やら何やら、写真を活用するアプリって側面が注目されるけど、
その本質は、フォルダやファイルという概念に縛られないで
写真を写真として管理でき、その場で自由にレタッチできること、
にある。
わたしのAperture

iPhoto登場以前は、
デジカメの写真を日付ごとにフォルダを切って保存し、
そこからブラウザ(今ならBridgeか)でサムネイルを見て
補正したいときはアプリで開いて(Photoshopとか)、
編集したものを上書き保存したら大変だから
別途フォルダを作って必要なサイズで保存し……
ってもうめんどくさくてやってらんない。

iPhoto登場後は
iPhotoで写真を吸い上げ、
iPhoto上で写真を閲覧して、
その場で写真を補正するけど保存作業は必要なく
(元写真は保ったまま、編集した結果を別途残してくれる)
元写真は維持されるので上書き保存でやらかす心配も無い。

つまり写真編集ソフトというよりは
写真向けの統合ソフトなわけだ。

Apertureはそのプロ版。
わたしは1.0からずーーーーーーーーーーーっと使ってきた。

Aperture登場直後、AdobeからLightroomが登場した。
3.0まではApertureの方が使い勝手も機能も上だったが、
Apertureが3.5で足踏みしてる間、
Lightroomは5.5に達し、
使い勝手は相変わらず悪いけど、
現像性能に関しては、Apertureを大幅に凌駕するようになった。

でもわたしがApertureを使い続けるのは、
「写真の管理・分類」が感覚的に行え、
そこからFacebookやFlickrやpicasaに公開するのが簡単だからだ。
今でも、現像性能・機能をアップデートさえすれば、
Apertureが最強のアプリである。


だがしかし、
多くのユーザーがiPhoneを使う現在、
iPhotoという別アプリにしておくよりは
基本的な写真管理をOSがちゃんとやる方が
ユーザー的には使い勝手はいい。
iOSがクラウドを本格的にサポートするとなると、
OS X側もそれに合わせた方が使い勝手はいい。

うまくすればOS X上でiPhotoやApertureのようにファイルをブラウズし、
そこから、現像ユニットを呼び出して編集し、
ひとつひとつの写真ファイルはパッケージ化されて
本体とレタッチ後の情報の両方を持つようになる、
的なことになるかもしれない。

で、そんな将来をみこしてYosemiteで統合化したい。
OSで統合化すると、
それらと、iPhotoやApertureのライブラリ管理の整合性をとるのが難しくなる。

アップルとしては最終的に、今の
「階層フォルダを使ったファイル管理」を変えていきたいと
考えてるんだと思う。
超好意的に考えたとして、これはその第一歩だ。

じゃあ、今わたしがApertureで管理してる何10万枚の写真を
一気に移行できるか、クラウドにRAWデータを大量に上げられるかというと、
それはしばらくは期待できそうになく、
当面どうしようかな、ってのが深い悩みごとである。

Apertureのライブラリは維持しつつ、
別途Lightroomを本格的に使うってのが現実的なんだろな。
またHDDを増設しなきゃ(泣)。

何しろ、全写真の管理をApretureでやってるのだ。

iPhotoやApertureがわたしにとってうれしいのは、
ascii.jpの猫連載を書くとき。
猫写真には全部タグがつけてあるので、
どのカメラでいつ撮った猫写真だろうが、
ばっと一覧で見られる。
猫連載のテーマを決めたら、それに合わせた写真を古いのまで含めてピックアップし、
ある程度選別したらアルバムを作り、レタッチして整え、
それを見ながら原稿を書きつつ、最終的に6枚くらいに落とし込むのである。

ascii.jpの猫連載作業中の図
ときどき「〜〜な写真ありませんか」といわれたとき
Aperture(古いものはiPhoto)のライブラリにまとまってると
年月日でフォルダ分けしたのに比べて遙かに必要な写真を探しやすい。

最近カメラを持って散歩するときが多いけど、
Apertureなら写真を吸い上げたのち、
GPSログを(iPhoneのアプリでログを取り、その場でDropboxに上げてるので、ほっとけばローカルのDropboxフォルダに落ちてきてるのだ)
読み込んでやれば位置情報もつく。これがすこぶる便利。


ApertureのRAW現像・レタッチ機能で足りないときは
Photoshopを呼び出し、RAW現像フィルタで現像してレタッチすれば済む。

レビューを書くときも数100枚撮った作例を見ながら
使うものをピックアップし、アルバムにまとめて
原稿を書く。

実は「タモリ倶楽部」に出演したときもApertureが大活躍した。

番組ではApertureらしいシーンはうつってないけど、
実はあれ、
・前日に、古道沿いで撮った写真を順番に並べたApertureライブラリを作り、
・それをMBAにコピーし
・収録前にディレクターと一緒に使う写真とスキャンした古地図のデータをピックアップしてラベルをつけ
・ラベルをつけた写真だけを表示するようにセッティングし、
・現場ではフルスクリーンモードにして写真をスライドショーで見せながら喋り
・タモリさんが突然「ここ、アップにできない?」といいだしたので、ルーペ機能をオンにして見せたらみんなで「おおおおっ」と盛り上がり、
・その後、なんどもルーペでディテールを表示しては盛り上がり
(このあたり、番組では割愛されてました)
・江川さんだったかが「そういえばこの辺にこういうのあったよね」といったのでその場でサムネイル表示に切り替えて、使う予定じゃなかった写真を引っ張り出して表示し、
という感じで、
MBAとAperture大活躍の回だったのだ。
タモリ倶楽部で使ったライブラリ。赤いラベルの写真を使った。
現場ではフルスクリーンで見せながらときどきルーペ使ったりした

ちなみに、普通は写真をあらかじめ制作会社にわたして
ADが裏で操作しながら写真を見るんだけど、
このときは時間がなかった(直前まで、屋外ロケの予定だった)のと
わたしがMacを操作しながらのプレゼンに慣れてることもあって
ディレクターの方が「荻窪さん、ご自分で操作しません?」って
ことになったのである。すげー。

そういう作業をより効率よくできるか、が課題なんだよな。
Lightroomでどのくらい快適に作業できるか。
個人的にLightroomは
プロジェクト単位で写真を管理するにはいいけど
日常的に大量に撮った写真を全部ぶちこんで管理するには
向かない操作系な気がしてるのだ。

まあヒドイはなしではありますが、
今から心配してもしょうがないので、
ヨセミテってから考えよう。

ともあれ、
Apertureが何年もバージョンアップしてないのは羞恥……もとい、周知の事実であったし、
個人的には他のプロ向けアプリがそうだったように、突然
「Aperture X」として復活しないかなと思ってたんだけど……
現状のApertureはメンテナンスモードにはいったといわざるをえない。

正直、
iPhotoはOSに統合されるだろうが、
Apertureは新OSに合わせたアップデートがなされると
甘い気持ちでいた。
Apertureの機能は一般ユーザーにはオーバースペックだからである。

ただ、アップルのことだから
Yosemite&iOS8をベースにした新しい写真管理を提示しつつ
さらにハイエンドなユーザーに向けて、
OSベースの写真管理の上にかぶせて使う
新コンセプトのApertureを出すかもしれないな、そうなるといいな、
と若干の期待はしつつ、
お疲れ様でした。

ああ、それにしても、いいソフトだったなあ>Aperture
日本はともかく、
米国にはAperture使ってる写真家も大勢いるだろうに
どうするんだろう。
どうにかしてください。

2014/06/27

[鼎談]アサヒカメラ鼎談収録の日&FZ1000が欲しい

そうそう、
アサヒカメラの今月号でパナソニックFZ1000のレビューしてるわけですが、
今日の鼎談のテーマはGH4だったりするわけですが、
さらに、ITMediaでXperia Z2とかGALAXY S5とかをさわってたりしたわけですが、
これらの共通点は4k動画。
おかげで予定外に4k動画を楽しむ機会があり、
あれこれ試してみたんだけど、
いやあ、思ったよりきれいだわ。

iMac2013に買い換えといてよかった、と思った瞬間でもあります。
MacPro2008だとフルHDですら再生があやしかったもの。

時と場合によるけど、
4k動画なら明るい場所で撮影したものなら
静止画切り出しも行けそうだし。

まあ4k動画の話はいずれ誌面を見て戴くとして。

夏に向けてまた新製品があれこれ出てまして。
dp2 クアトロは今日だか明日だかに発売だし。
(欲しいけど、お金がないので買えません)
内部構造を見直してフルリニューアルしたD810は発表されるし。
GH4はよくできてるし。

でも今一番欲しいのは、パナソニックのFZ1000だったりするわけです。
でかいんだけどさ。たかいんだけどさ。
1インチセンサーで25-400mm相当でレンズがF2.8-4.0ってのが便利すぎ。
400mm相当でF4.0ですよ。マイクロフォーサーズでやろうとすると
14-150mm/F3.5-5.6になるわけで、1インチと1.25インチの差があるとはいえ、
1.25インチで300mm相当F5.6より、1インチで400mm相当F4の方が
よいもの。
ついでにいえば、空間認識AFはなかなかしいし、
4k動画も思ったよりきれいだったし、
使い勝手もグリップ感も悪くない。
不満点があるとすれば、タッチパネルじゃないこと。
それくらい。これでタッチパッドAFが使えたらなあ。

高倍率ってだけなら、1600mm相当まで伸びるコンデジがあるんだけど、
1/2.3インチと1インチじゃあ画質がツーランクくらい違うので
問題にならないのです。

1インチの高倍率ズームというと
ソニーのRX10が先行してる。
RX10の方が高級感があるんだけど24-200mm相当のF2.8通し。
1台で全部すまそうと思うと、200mmF2.8より400mmF4の方が遊べるんだよなあ。

ちょいと1台だけもって気楽にでかけたい時用に欲しいわ。
まあ発売は7月なのでもうちょい先です。

2014/06/26

[新潮講座]久々にStylus 1出動。ついでに夏の新潮講座打ち合わせ

ちょいと用事があった小川町へ。
夜は新宿で打ち合わせ。
都営新宿線ですぐなんだが、打ち合わせまでまだ余裕がある。
新宿へさくっといっちゃうのも面白くない。

ぶらりと散歩しながら向かおうと、Stylus 1を首から提げて
昌平橋へ出て、昌平坂を上り、医科歯科大学や順天堂大学の裏を周り、
猫を見つけて撮ったり、
OLYMPUS Stylus1 

お茶の水坂沿いにある元町公園へたまたま立ち寄ったら
そこが関東大震災後に作られた震災復興公園のひとつで
当時の公園設計がほぼそのまま残る唯一の公園なんだそうな。
23 元町公園 文京区本郷一丁目1 震災復興 小公園
しかも当時の意匠がけっこうそのまま残っていて、
神田川を見下ろす崖際という立地もよく、
OLYMPUS Stylus1 

ほぉと感心して見てたりしたら
いつの間にか待ち合わせ時間で
慌てて電車に飛び乗るも、20分の遅刻。
もうしわけない。

で、新潮の人と皆川さんと三人で夏の新潮講座の打ち合わせ。
7月11日金曜日が第1回となります。
みなさまぜひ遊びにきてくださいましな。

詳細はこちらを
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

10月からはまた野外講座で「東京古道散歩」やることも決定。

夜、サッカーを見つつ、
遅れに遅れていたiPhoneカメラ講座の原稿をなんとか仕上げてメール。

ともだちが
アメリカvsドイツというより、
クリンスマンvsレーブってところに萌えてて面白い。

今日は久々にStylus 1で出動したけど、これ、やっぱいいなあ。
逆光には弱いけど、汎用性が高くてめちゃ使えるわ。
このクラスのコンデジでは一番のお勧めですよ。いつのまにか5万切ってるし!

[W杯]やはり代表戦は松木の解説が素晴らしい

日本vsコロンビア戦はNHKとテレビ朝日が放送してて
普段なら民放のあおり具合やら頼りない解説やらが気に入らないのでNHKを選ぶのだけど、テレビ朝日の時だけは別。
松木だからである。

親善試合時や試合がまだあまり動いてないとき、
日本が余裕で勝ちそうな時の解説は
おなじみの「うるさい応援おじさん」なので
まあ気楽に「日本が倒れたら全部ファールかよ(笑)」と
見ていればいいのだ。

松木の真骨頂は試合が拮抗してきたときにあらわれる。
松木が本気になる瞬間だ。
口調は変わらないけど、
さすが元監督、指摘がどんどん具体的に的確になっていくのだ。

今回はコロンビアの2点目。
せっかく追いついたのだからぜったい突き放されてはいけない場面。
ここで1点取られたら逆転するのは(日本の攻撃力からいって)むずかしい。
そんな局面、

右サイドでコロンビアの4番がボール持ったとたん、
まだ日本のゴールは遠いのに
松木が、そこは詰めなきゃだめだ。持たせちゃだめだ。
と何度も叫んだのだ。
結局、その4番から10番のロドリゲスにボールが渡り、
DF陣がロドリゲスに3人釣られたところで
左サイドのマルティネスがどかんと決めて勝ち越された。
松木の目は正しかったのである。

同じようなことがアジアカップでもあった。
FKだったかな。そこを空けてはダメ、といったとたん、そのすきまから決められた。

逆にゴール前に攻め込まれても、松木が黙ってるときは大丈夫である。
点は取られてない。

つまり、
サッカーに詳しくなくても、松木の様子をちゃんとつかんでいれば
勝負どころがわかるのだ。
松木がのほほんと応援してるときは「まだ大丈夫」
守備において「ダメ出し」をはじめたときは
本格的なピンチで、ヤバいときと思えばいいのである。
一見、やばそうでも、松木が本気モードになってないときは
静かにしてるときはちゃんと守れるのである。
だから松木解説のサッカーは面白い。

攻撃はともかく、守備や選手交代面での松木の目は信用できます。
さすがプロです。

パブリックイメージとは違って、松木の解説はすごいのだ。

ちなみに、日本テレビでは都並が、テレビ東京では松原がよかった。
TBSとフジはよく覚えてない。

2014/06/25

[W杯]旅人が出なくてよかったよ日本

正直、今回は決勝トーナメントに行けないなって気は開幕前からしてたのである。
テキストでは残してないけど、友達と「今回の日本代表ってドイツ大会の時と雰囲気が似てるよね」と会話した記憶がある。
そういう意味ではそれほど落胆はしてないんだけど。

でもまさかここまでそっくりになるとは思わんかったわ。
旅人になっちゃう選手が出なかっただけよしとするか。

キーワードは「自分たちのサッカー」。
何にしろ、そういうのにこだわるのはよくない。
日本代表が自分たちのサッカーをするには、相手とうまく噛み合わなきゃいけない。
でもワールドカップともなると、
いかに相手に「自分たちのサッカーをさせないか」を各国研究してくるわけで、
日本が目指してるのはスペインのようにワンタッチでボールを回しながら
相手の隙を見つけて3人4人とたたみかけて攻撃するサッカーなんだと思うけど、
そのスペインですら、
研究しつくされた上に、パフォーマンスが上がらないとなれば、
一次リーグ敗退しちゃうのである。

サッカーのリアリズムって、敵の力を知り、己の力を知り、その中でどうすれば勝てるかを考え抜いたところにあると思うわけで、
ギリシャなんかその典型でしょう。今回のオランダもその傾向がある。

実力的にはたいして上ではなく、
どんな相手でも自分たちのサッカーに持ち込めるだけの力はない
日本代表が勝ち抜くには
「自分たちのサッカー」にリアリズムをプラスして、
無理矢理自分たちのサッカーの土俵に持ち込むか、
違うサッカーを織り交ぜて相手を混乱させなきゃいけなかったんだけど、
それがうまくいかなくて読まれまくった上に、
本田と左サイドはすげーマークされてて
その上調子がよかった昨秋の欧州遠征時に比べて、
パフォーマンスが出てない選手が多かったんだから、
他のやり方はなかったのか、残念。

アジアの国々ならともかく
ワールドカップに出てくるような国は
相手の「自分たちのサッカー」を徹底的に研究してくるんだから
そうそうやらせてくれるわけがないのだ。

しかもコロンビアは速くて強い。
とにかく速かった。

日本も青山先発ってことで、
縦に速いサッカーをまぜてきて、
1-1に追いついたときは、やっと岡崎が得意とする形が出て
もしかしたら勝てるかも、と思ったのだけど、
1-2にリードされた頃にはもうスピードが落ちてたものなあ。
そして終わってみたら1-4。
その裏で、リアリズムのギリシャはきっちり勝ち抜けたのでした。
ギリシャのリアリズムサッカー、おそろしや。

ともあれ、最後に最年長出場記録のためにGKを変えるという
セレモニーまでやられちゃった悔しさはないですわ。
結局こうなるのなら、FWもできるDFとして闘莉王をつれていけよと。

次の監督はワールドカップの決勝トーナメントを経験してて、
理想的なサッカーとリアリズムの両方を持ち合わせた人がよいです。

ペケルマンの招聘できないですかねえ。

ああそれにしても残念。
でも選手達はお疲れ様でした。

で、寝て起きてぼーっとして
仕事しなきゃってんで
ascii.jpの猫連載を書く。
ああ、iPhoneカメラ講座もさっさと書かねば。



2014/06/24

[雑]打ち合わせしたりサッカー見たり

某テレビ制作会社の人と経堂駅近くの喫茶店で打ち合わせ。

で、油断して自転車でいったら大雨にやられ、
打ち合わせ後もしばらく雨宿り。
油断しすぎですな。
もうちょっと西の方では雹が積もって大変だったというのに。

日本戦に備えてちょっと寝て、目が覚めたらまだ2時で、
ウルグアイvsイタリアの後半だけ観る。
出たレッドカード、出なかったレッドカードが明暗を分けた感じだけど、
噛みつき癖はなんとかならんかね、スアレス。
あとから出場停止もあり得るもの。
前回ワールドカップの、退場覚悟のスアレスのハンドには感嘆したんだけど。
あの勝利への執念はすばらしい。
あれを非難する人は多いけど、わたしは思わず「スアレスすげー!」と。

ともあれちと後味が悪い結果で、
決勝トーナメントのコパアメリカ状態は続くのであった。
がんばれ欧州勢。


2014/06/23

[発表会]AdobeがLINEを!←ちょっとちがう

フェルナンド・トレースの笑顔なきゴールと
クリスティアーノ・ロナウドの笑顔なきアシストを見て
ちょっと寝て起きて、
眠かったけど、
大崎にてアドビの報道向け新製品説明会に出席。

AdobeのCCシリーズは、今後、今までどおり随時アップデートしていくけど、
年に1回レベルで大きなアップデートを行って、
Photoshop CC(2014)のような表記になっていく予定なんだそうな。

ちなみにうちは、写真業界向けプログラム(名前が変わってフォトグラフィプランになったけど)に入っているので
Photoshop CCとPhotoshop CC(2014)の両方がはいってる。

全体は5部構成で、
概要→フォトグラフィワークフロー→モバイル&新ハードウエア→デザインワークフロー→Web制作ワードフロー
なんだが、必要なのは写真系だけなので
フォトグラフィものと新ハードだけを聞いて退出。

注目は新ハードウエアである、アドビインク(って書くと、Adobe Inc.みたいだけど、違います、Adobe Inkです)とアドビスライド(まあ、定規です)。
発売がちょっと遅いのが残念だけど、これがなかなかいい。
早く使ってみたいぞ(米国ではもう売ってるようだし)。




実は今回、Photoshop MIXやAdobe LineなどiPad用の新アプリがけっこう出てて、
Adobeはけっこう本気で、モバイルデバイスとデスクトップの連携に乗り出してる感じ。

特にLineに注目。
画面に定規を当てて正確な図をさっと描けるアプリで
個人的には、ラフな図版を作るのに便利そうなのだ。
カメラの仕組みについてラフを描くときとか、
ああ、あのときこれがあればもっと楽だったのに、と。
左手で定規を表示させて右手で描くというスタイル。
定規のライン(直線の他、図形や雲形定規などがある)に自動的に合わせてくれる。
で、画面上の定規は左手の二本指でコントロールするんだけど、
赤い2つの三重丸とその上下のグレーのラインが定規。
Adobe Slide(裏に2つの接点があって、そこが2本指の役割をする)を使えば、それが物理的な定規になるわけだ。

AdobeのiPad用アプリには要注目であります。

ちなみにペン(Adobe Ink)はJot touchシリーズで有名なAdonit社と共同開発もの。
Adonitの最新作、Jot Touch with PixelPointはAdobe CC対応で中味はほぼ同じなので、
筆圧感知のペンをすぐ味わいたいならこちらを。

帰途、渋谷で乗り換えるのイヤなので原宿に出て、そこから千代田線、と思ったのだが、晴れ間が見えたので、小田急の代々木八幡駅まで、代々木公園をつっきって歩くことにする。

代々木公園って何度もいってるけど、そういえば日本航空発始之地碑を見るのははじめてだったりする。ああ、ここにあったのかと。


帰宅後、先週末に上げた原稿の書き直しがはいったのでそっちに従事。


2014/06/22

[W杯とWindows]結局メッシだった。結局Parallelsにした。

いやあアルゼンチンvsイラン。
イランが守りをガチガチに固めて
アルゼンチンが攻めあぐねて、
なんとはなしに、
日本vsギリシャを思い出しながら
さてアルゼンチンはこれをどうやって崩すかなと
見ているうちにアディショナルタイムになっちゃって、
やっぱアルゼンチンでも難しいか……と思ってたら
ああ、日本にはなくてアルゼンチンにあったもの、
それはメッシでありました。
あんなすごいシュート、
何の参考にもならねー。
ほんの一瞬の隙にあんな狭いとこを完璧に通されたら感嘆するしかありません。

いや日本にもハマのメッシだかエヒメッシだかいなかったっけ。

とかいいつつ、
うちのWindowsPCの調子が悪いので、
あっさりと見捨てることにし
(古いPCに1円たりとも手間暇掛ける気にはならんし)、
iMacに
Parallels Desktop 9をインストールし、
Windowsのスクリーンショットが必要なのでPCライクを選ぶ
Windows 8 Proをインストールし、
Windows8をインストール中
8.1にアップデートして、
WindowsはMacのアプリのひとつです
快適なWindows環境をMac内に作ったのであった。

よしよし。
もう、Dropboxを使ってファイルをやりとりしたり、
Windowsのスクリーンショットを撮るのに専用アプリを使う必要はないのであった。
Mac用のキャプチャソフトで全部いけるのは楽チン。

あとはオフィスをいれればOkかな。
古いDELLのノートでWindows8を動かすより、
iMacのParallels上でWindows8.1を動かす方が快適かも。なんてこった。

一息ついたので
家電批評の原稿を2ページ書いて、寝る。


2014/06/21

[ライブ]ふちがみとふなとが仙川へやってきたる

まあなんというか
ナンシーな過去を引っ張り出して相手を貶めるのも
情緒的な文脈でヤジ脳のおっさんたちを極端に貶めるのも
どっちも筋が悪いなと思う今日この頃です。

で、録画したサッカーをちょろっと見て、
イングランド敗退か、スアレスすげー、
スアレスとかファンペルシーとかロッベンとかメッシとか
超絶なストライカーがいるとこってそれだけでずるいよなと思いつつ、
仙川へ。

「ふちがみとふなと」(略称ふちふな)のライブが仙川のTINY CAFEって小さなお店であるのだ。
ぴんぼけ勘弁

ふちふなを聴きに行くのは10年ぶりくらいか、
お友達が京都でやってる「チルドレン・クーデター」ってバンドがあって、そのお友達で紹介されて何度も聴きに行ったりCD買ったりしてたんだけど、
ふだん、ライブにいく習慣がないのもあって、
年に数回東京でライブしてるんだけど、行きそびれてたんだよな。

それが、5月に大勢で仙川歩きをしたとき、休憩に入ったお店がそのTINY CAFEで、
お店にふちふなが仙川にくる、と書いてあり、
その場で予約しちゃったのだ。

雨が降らなくてラッキー。自転車でいけた。

狭い会場は20人でびっしり。古いお友達のふみさんも一緒。最近のおともだちのKさんもやってきた。
会場が狭いので完全アンプラグドというか、普通に生歌。
休憩時間にふちふなのご両人からいきなり「タモリ倶楽部みたよ」といわれる。
関西の人にいわれると驚きます。

ライブ後、ふちふな初のライブ版CD(できあがったばかりらしい)を買い、
ふちがみさんとふなとさんとふみさんと楽しく談笑。

ふなとさんがチルドレン・クーデターTシャツを着てた。
新譜発売記念ライブで売ってたらしい。
行きたかったけど、なかなかひょいと京都へ遊びにいける経済状態でもなく。

あ、そうだ、チルドレン・クーデターの新譜、Amazonから届いてたんだった。
「自由の恐怖」と「ふちふなライブインヨーロッパ」。
SnapLiteを使ってiPhoneで撮影。こういうときSnapLite超便利。
ってことで、帰宅後、
超久々に音楽CDのリッピングをはじめる。
そういえばiMac購入以来、DVDドライブをつなぐのははじめて。
今のiMacは光学ドライブないし、別に必要ないし……なので。

で、本棚からアイ・オー・データのUSB接続のDVDドライブを取り出してつなぎ、
こわごわ、CDを入れる。

なかなかドライブの回転が安定してなくて焦るが、
やがてCDを認識し、iTunesが立ち上がる。よかった。

でも、リッピングがうまくいかない。
何度か繰り返してたら、回転が安定してきたのか無事リッピング完了。
回転装置系はときどき回してやんないとダメですな。
続いて、
ふちふなのライブもリッピング完了。

よかったよかった。

2014/06/20

[W杯]日本はギリシャ代表から点を取れず……orz

早起きして2014FIFAワールドカップ
日本vsギリシャ戦。
眠い。

なんとなく引き分けちゃうような気がしてみてたら
案の定でした。ああ。

ボールはポゼッションするけど、引いた相手を崩せないという
何度もよく見た光景が繰り広げられてて、
ギリシャが10人になったらそれが加速して、
選手が前後に動いて相手DFをつり出すこともなく、
ミドルシュートでアクセントつけるでもなく
(ミドルシュートうとうとしても、トラップしてから打つまでの間に相手に詰められちゃう)
何かの間違いで1点入らないかなと思ったけど無理でした。
残念。

上手いけど強くないという、よくないときの日本代表の一例でした。
いいときの、見ててワクワクドキドキするときの日本代表って
もっとリスクを負ってぐわっと攻めるんだよな。
もっといくぞ!ってときと守るぞ!ってときのメリハリがあるんだよな。
残念です。

もしかして、
メンタル的にワールドカップ直前の試合は強いとことやって負けた方がいいんじゃないかと思わざるをえません。

でもコートジボワール戦よりははるかによかったので
次のコロンビア戦ではもっとよくなるでしょう。

最終戦で当たるコロンビアの監督ってペケルマンなんだよなあ。
ああ、ペケルマン。

南アフリカワールドカップが終わった後、
後任の日本代表監督はペケルマンに決定か、
って報じれて、
日本中のサッカー好きが喜んだんだよなあ。
ペケルマンがサッカー日本代表監督 - サッカー日本代表ニュース : nikkansports.com

それがダメになったのか、元々ガセだったのかわかんないけど、
しばらくしてペケルマンがコロンビア代表監督になったと聞いて
ああ、と思ったのが昨日のことのようです。

次こそはペケルマンがいいなあ。
と気が早い話をしたあとで、

2時間だけ寝て起きて
夕方から夜まで都内某所で某な某。
帰宅して眠くて寝る。


2014/06/19

[時事]例のセクハラ発言についてなど

朝から話題はこれ一色という感の
都議会セクハラヤジ問題。
女性議員に対して「早く結婚しろ!」「子どもは産めないのかっ!」と野次を飛ばす、最低最悪の議会へ | おときた駿
東京都議会のセクハラ野次と幼稚なおっさん達――浦島花子が見た日本 | 大藪順子

えっとですね、こういう発言を冗談で済むと思ってる
脳内が前時代な人々がまだ大勢生き残っているのはしょうがないんですよ。
世の中は常に変わっているのに、それを拒否してる人がいるのはしょうがない。
でもですね、
セクハラという概念がこれだけ定着した現代において、
脳内が前時代であろうとなかろうと、
公衆の面前でこういう発言をしたらアウトだ、ってことくらいは
知っておかないと、議員として、いや社会人としてダメでしょう。
なんでそういうことが議員にもなってわかってないかな。
いや、即アウトになってないこと自体問題なんだけど。

いわれた方の女性議員についていろいろいう人もいるけれども、
たとえば、
タンクトップにミニスカートで歩いてて男に襲われても、
ハイネックにロングスカートで男に襲われても、
悪いのは襲った男です。それはもう揺らぎない事実です。
今回も、いわれた議員が過去にどんな仕事をしてようがどんな発言をしてようが美人だろうがそうじゃなかろうが田島陽子だろうが
セクハラ発言はセクハラ発言で、アウトです。言った方が悪い。
その辺をごっちゃにしてる人がいてまた困ったもんです。

朝日新聞が「塩村氏は涙ながらに質問を続けた。」と書いてたけど、
涙を流したかどうかもどうでもいいんです。
大事なのは、そういう発言を公的な身分の人間がした、ってことなのです。
「涙ながらに」なんてひとことを入れた時点で、朝日新聞も筋が悪い。

今の時代、
世界的に差別的発言に対しては非常に敏感で、
人種性別出自その他に対する差別的な言辞に関しては「言い訳無用即退場」が当然になりつつあるわけで、
自民党は「発言者を特定せず幕引きを図ろうとしている。」(朝日新聞)そうで、
もうその感覚がまずい。往生際が悪すぎる。
議員さんたちの脳内が発酵してようが腐ってようが知ったことじゃないけど、
それを口にしたとたん「議場から問答無用で退出」くらいのルールは
作ってよいかと思います。

いやもう呆れた。

てなわけで、ascii.jpに猫連載を書いてメールして、
スペインvsチリ戦の録画を見て、
ああ、スペインが昔の勝てなかった頃のスペインに戻ってしまったなあ、
イベリア半島の悲劇かCL決勝まで進んで疲れ切ってたか、
チリとオランダの勝ち抜けが早々に決まったのでありました。

さらに、コートジボワールvsコロンビア。
これがまた名勝負で、どっちもハイレベル。
強くて速くて上手い。
そら、日本代表は勝てんわ、という感じ。
ドログバ御大降臨もむなしく、コロンビアが勝利。
おそろしや。


2014/06/18

[W杯]オランダのファンがどんどん減っていく……

ITMediaにArrows NXのカメラレビューを書いてメール。
さらに、ITMediaのデジカメ連載に雷を撮る話を書いてメール。

ふはー。
疲れたので今日のワールドカップは
オーストラリアvsオランダだけ観戦。
オーストラリア良かったけど、
まあなんというか……ロッベンとファンペルシーの決定力はシャレになってないすよ。
ファンハールのせいか、リアリズムのサッカーって感じで、
オランダらしいフットボールというよりは、現有戦力でいかに勝つサッカーをするかを実践してる感ありあり。
そうそう、オランダといえば「ファン」なんだけど、
今回、ファン・デル・ファールトが怪我で出られなかったおかげで、
ファン・ペルシーとファン・ハールしかいなくてちょっと寂しい。
だからなんだといわれても困るんだけど。
ファン・ボメルとかファン・デル・サールとかファン・ホーイドンクとかファン・ニステルローイとか、ファンだらけだった時代が懐かしいっす。



2014/06/17

[W杯]ドキドキする試合が見たい

結局、PCは諦め、今回必要な図版は機種依存しないので
Macでスクリーンショットを作ることに。

今更古いPCを手間暇掛けてメンテするきにならないので
まあ、あれだな、
Parallels Desktopにして全部Mac上ですませちゃおう。
そうしよう。
PCなんて処分だ!

ってことにしてなんとか書き上げてメール。

夜中まで仕事して、
ブラジルvsメキシコを見てから寝る。
メキシコいいわあ。
ポジショニングがいい。ブラジルは優秀なFWが欲しいよなと思う。

で、ワールドカップを見てると応援する国って決まってきて、
なんでだろうと思い返すと、
どっかの大会で「この国のサッカーはいい!」とか気に入った選手がいたとかそういうことなのだ。

はじめて見たワールドカップが90年イタリアで、
あのときは決勝トーナメントだけだったのだけど、
雑誌でマラドーナがすごいと読んでて、じゃあ見てみるかとテレビをつけたら、
マラドーナは徹底マークされてて、それでもがんばってボールをキープして
そのすきにカニージャが右サイドを長髪をなびかせて駆け抜けていって
点を取るというのがカッコよくて「アルゼンチン」が好きになる。
ついでに、イングランド。
どう見てもラグビー選手なガスコインのプレーがすごく印象的で。

94年のアメリカは見てたはずだけどよく覚えてない。

次はEURO96。
ここで印象的だったのは、ガスコインのイングランドを除くと、
クロアチアとチェコ。チェコにはドキドキした。
ドイツは強かったけど、ザマーもすごかったけど、今ひとつ好きになれず。
見ててドキドキしなかったんだもん。

98年フランスは日本が出たこともあって、
すげー見てた。全試合観たかも。
ここで印象的だったのが、ピクシーのいたユーゴを除けば、
オランダ。
コクー、ベルカンプ、オーフェルマルス、ファンデルサール、デブール兄弟……
ああ、ドキドキしたわ。このオランダ。特にコクーとベルカンプがいい。
フランスもよかったけど、今ひとつ好きになるにはいたらず。

EURO2000はポルトガルだな。
ルイコスタにフィーゴにヌーノ・ゴメス。見ててドキドキしたもの。
決勝戦はフランスを応援してたけど。

という感じで、
結局、いまにいたっても、イングランド、オランダ、ポルトガルは応援しちゃうんだよな。
特にオランダとポルトガルは見ててドキドキさせてもらった印象が強いのだ。
ドイツやイタリアは今ひとつ見ててドキドキしないのだがなんでだろ。


2014/06/16

[W杯]イベリア半島受難のW杯

悶々とつなぐネットの連載の原稿書き。
本文を概ね書いたところで、
スクリーンショットを撮ろうとうちのPCを起動するも、
ちょっといじるとすぐエラーが出て再起動かかる。えーっ。
ほとんど何もしてないのに……いや裏でWindowsUpdateが動いているはずだからそのせいか。
なんかもうメンテするのもめんどくさいのでどうしよう。
明日にしよう。

と思いつつ2014 FIFAワールドカップ・ブラジルから
ドイツvsポルトガル。

まあ確かにドイツはいつも面白くないけど堅くて強いんであるが、
ポルトガル受難すぎ。
よく見ると、一発レッドのペペも足を痛めて交替したコエントランもレアルの選手。
今ひとつ制裁を欠いたクリロナもレアル。

いうまでもなく、スペインにはレアルやアトレティコの選手が大勢いる。

CL決勝に残った選手が多い国はヤバいことになってるんじゃないか……
と真面目な考察より、ここは
スペインとポルトガルというイベリア半島受難と考えたい。
なぜなら、南米はスペインとポルトガルに征服されてえらいめにあってるから。
南米の呪いである……。
ってことでよろしく。

まじめな話、CR7にいいパスを出せる選手が欲しいよなあ。
誰かにルイコスタの生霊が乗り移らないかしら。

2014/06/15

[散歩]羽二重団子本店を訪問して芋坂を上る

日本戦ののち、
ちょいと用事があって谷中方面へ。

妻が用事を済ませてる間、カメラを持って散歩。
日暮里駅前の太田道灌像をやっとチェックし、
太田道灌像がなぜ日暮里にあるんだろ。
さてどの辺を歩こうかなとあれこれ見てたら
羽二重団子本店が近くにあることが判明。
そうか、日暮里方面って土地勘がないからピンときてなかったけど
駅から近いじゃん。

よしいくぞって、で訪問して羽二重団子を食う。
羽二重団子本店

あんこの方が好みでした。
というか、暑くてかき氷食いたい〜といいながら散歩してたのに
気がついたら、熱い煎茶とお団子食ってるよ。困ったもんだ。

お店に「芋坂/羽二重団子」とある。
となると気になるのが「芋坂」。
これを辿ってみなければなりますまい。

芋坂は、上野台地(つまり谷中)と日暮里の低地を結ぶ坂。
羽二重団子脇の道を谷中に向かうと台地を上る坂になる。
それが芋坂。

こちらが芋坂だよという案内にしたがっていくと、
がーん、いきなり線路で分断されてるじゃないか。もしかして行き止まり?
この道が芋坂へつながってた
いやいや、ダメもとでこの奥へ行ってみると、
線路を渡る歩道橋がありまして、
それを渡りきると、
芋坂自体はほぼ現存してたのでありました。
おお。
低地から斜めに上ってくる湾曲した道が芋坂。

iPad版東京時層地図で見るとよくわかる。
芋坂に限らず今でも旧道の名残がけっこう残ってて楽しい。

明治初期と現在(というか昭和末期)の芋坂付近。
羽二重団子前の水路は音無川らしい(そう現地の案内板に書いてあった)。
音無川は石神井川をさすはずだが、王子で台地を突き抜けて低地にきたあと、荒川に注いでるんだが、どうも昔はそのまま台地に沿って南下してた(あるいはそういうルートもあった)のか。

ともあれ、羽二重団子と芋坂を堪能。
線路で大きく地形が変えられたとはいえ、微妙に当時の道筋が残っているのが楽しいですな。

谷中霊園をぶらぶら散歩し、
夕焼けだんだんを経由。
いつもの白黒猫が観光客に囲まれてるといういつもの光景。
えらいもんである。
三方(いやわたしもいれれば四方か)からいろんなカメラで狙われるハチワレ。
すっごくうれしそうに猫を撮りまくってたPEN女子が印象的でありました。

帰宅して一仕事しようと思ったのだけど、どうにも昨日の歩き疲れが抜けてなくて、
とりあえず仮眠して、いったん起きて、
フランスvsホンジュラスで
ベンゼマが活躍してるのを見てほっとして
また寝る。





[W杯]日本負けましたな

寝て起きて、
2014 FIFAワールドカップ・ブラジルを、
2試合見る。
まずはイタリアvsイングランド、
続いて日本vsコートジボワール。

まあなんというか、負けましたな。
上手いチームと強いチームは違うわけで、
大会前、ドイツW杯のときとなんか雰囲気が似てるなあと
(周辺の期待感も含む)
危惧してたら、
同じように、上手いけど脆いチームになってたというか、
自分たちのサッカーにこだわると公言するのはいいんだけど
それがうまくいかないときにどうするか、
そのときの混乱っぷりもまた
ドイツW杯初戦のイメージと重なったわけで、
互いにヤバい感じではいった序盤、
本田が一瞬のすごいシュートで先制点をとって、
お、これでよくなるかと思いきや、
よくなったのはちょっとだけで、
自分たちのパスミスでボールを何度か奪われてからは
終始相手のペース。
何しろお馴染みの
岡崎が右サイドから裏に抜けるってシーンがほとんどなかったもの。

ああ、追加点とっとかないとやばいぞと思ってたら
ドログバが投入されて
耐えきれずに失点したのでありました。

日本も前回はカメルーンを研究して対策をきっちり立ててそれがハマって本田のゴールが生まれたわけで、
今回、そこまでスカウティングして、相手のストロングポイントをおさえて
勝つための戦略を作ってきたのがコートジボワールの方だった
と思うですよ。

とりあえずこの試合においては、
相手をポゼッションで上回れないとなったら、
そういうときに活躍できる選手……細かなパスワークがうまくいかないときは多少強引にでも突破してシュートまで持ってける選手(大久保とか!)を
はやめに入れるべきだったし、
ドログバが出る前に
香川をはやめにさげて、
長友をサイドハーフにあげて
サイドバックに今野か伊野波をいれるという手もあったかと思う。
いやそのほうがよかったんじゃなかろうか。
ひとつのやり方しかできなくて、
それを封じられるとアタフタするって……ダメすぎじゃん。
時には自分たちのやりたいサッカーなんてくそくらえってことで。

好き嫌いでいうなら、
自分たちのサッカーができれば勝てる、的な考えは嫌い。
相手を研究してそのウィークポイントをうまくついて勝ちにいく
方が好きです。だって本番なんだもの。
そういう意味では前回のワールドカップの戦い方は
守備的だのなんだのいわれてたけど、
手持ちの駒と相手の強さと弱さを研究した上で
勝てるサッカーをしたという意味で、好きだったのですよ。

ギリシャ戦では勝つためのサッカー、
自分たちのサッカーを出すのなら、ギリシャ相手にどうすればそれができるのか
対策した上でのサッカーを見たいもんです。




2014/06/14

[凹凸散歩]国分寺崖線散歩の会

「東京スリバチ学会」の常連さんが企画した
国分寺崖線散歩の会。
初回は参加しなかったけど、今回は調布から小金井へ歩くというので
試し撮りの必要があったGH4と作例用のスマホをもって参加。

なんというか、よく歩いたわ(笑)。

調布駅前に集合し、
布田天神参道は鬼太郎だらけ。ねずみおとこはお昼寝。

北上して、布多天神経由で深大寺へ。
深大寺あたりの凹凸を楽しんで蕎麦。

ここんとこ雨が続いたせいで、
湧水の量がめちゃ多い。
国分寺崖線あたりはよくくるけど、
これだけ水が多いのははじめてってレベル。
野川の水もめちゃ豊富。
今日の野川は水が豊富でありました。
そして国分寺崖線を上ったり下りたりながら遡上し、
国分寺崖線沿いはこんな坂ばっか。斜面に家がびっしりと。
国立天文台へ。
古墳があるとこですな。
大赤道儀室の当時の巨大な屈折望遠鏡は圧巻。
自由に見学できます。

天文台古墳。7世紀の上円下方墳。
天文台下では湧水がどばどばと出ておりました。雨のおかげです。


このあたりの国分寺崖線上は
古墳や横穴墓だらけ。
野川沿いの低地を利用した農耕を行っていた集団が
常にあったのだ。
たぶん横穴墓の跡。無造作に蓋されてます。

深大寺もそういう集団から生まれたものでしょう。

さらに遡上して野川公園へ。
航空写真だと、前身がゴルフ場だったってのがよくわかります。

西武多摩川線をくぐり、
武蔵野公園を歩いて終了。

崖線を上り、
東京農工大学工学部内をショートカットして
東小金井駅前で打ち上げ。
上ったり下ったり、よく歩きました

深大寺も国立天文台も何度も訪れたことあるし、
野川沿いはしょっちゅう走ってたし、
しかも東京農工大学工学部はわたしの出身校でもあるわけで、
よく知った場所を楽しんで歩いたって感じでありました。

にしてもだな。
農工大構内に数10年ぶりに足を踏み入れたんだけど、
校舎群がモダンに変わりすぎてて
自分が通ってた校舎がどれなのか、残っているのか否かすら
よくわからん始末でありました。
大学構内の池でかるがも親子発見。
中央にある小さな池と東門前の食堂がかろうじて記憶にあった程度で、
30年もたてば変わりますわな。昭和は遠くなりにけり。

さらに東小金井駅へ向かうと、
「レストラン岬」は健在だったものの、
当時通ったお店はほとんど姿を消し、
東小金井駅に至っては、そこはいったいどこですかという変貌ぶり。
田舎駅っぽい風情は消え去っておりました。話には聞いていたけど、いやはやびっくり。




2014/06/13

[apple]applestore表参道 開店イベントに行ってきた

3時間だけ寝て起きたら10時。

Applestore表参道の開店は10時。
でもまああわてないのである。
開店イベントを取材したいのでない限り、
(今回は特にそういう依頼も無かったし)
慌てて並ぶ必要はないと踏んでたのだ。
なぜなら

・iPhone発売時は並んだ人が全員iPhoneを購入するので、購入手続きの時間がかかるが、今回はショップの開店のみなので買い物をしない人も多い。よって、ひとりあたりの滞在時間が短く、客の回転が速いと予想される→行列がどんどんさばかれるので行列はさほど長くならない

・開店記念Tシャツは5,000枚用意されたという報道あり。5,000枚はそれほど短時間ではさばけない。

からだ。

実際、わたしが到着した11時30分頃、applestoreから伸びた行列は表参道交差点を青山方面に曲がったところにまで続いていたが、
行列の最後尾についてから店内にはいるまでたった約12分(movesのログから取得)なのでありました。
それでも30分くらいは並ぶかなと思ってたのでちょっと拍子抜け。

お昼くらいに着いた人はもっと早く中に入れたろう。

そういうもんです。
慌てない方がいいときはのんびり行けばOk。

で、地上1F、地下1Fの新アップルストアだけど、
広い天井とでかいガラスがかもしだす開放感や明るさはすごいわ。
地下へ降りるガラスの螺旋階段もアップルらしい。
これは一度いっておくべし。
すごくコストかかってるけど、それをひけらかさないシンプルさがよいのです。
中から外を見る。このスケルトン感がたまらん。

噂のガラス螺旋階段

で、Tシャツをゲットして、店内を見てまわって、

知り合いに挨拶したり立ち話して、じゃんがらラーメンでボンシャン。


経堂で雨宿りをして、晴れたので自転車で作例撮りに行き、

ぶらぶらしてちょっと仮眠して
今日は3試合あるんだけどさすがに全部付き合う気にはならず、
「スペインvsオランダ」だけを観戦。
まさかの結果でありました。
そりゃあ、ファン・ペルシーとロッベンを前に持つチームが
超高速カウンターに徹したらたまらんわなあ。
ファン・ハールの戦術にはまったスペインでありました。






2014/06/12

[W杯]2014FIFAワールドカップが開幕した日

ご近所で作例撮り。
夜は
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
さらに家電批評の原稿を1本書いてメールし、
さらにブラジルvsクロアチアを見て3時間だけ寝る。

クロアチアよかったなあ。でもブラジルの決定力に負けた。残念。
西村主審のPKのシーン、物議をかもしてるんだけど、
あれ、DFの手が後ろから相手の肩を抑えてたのは確かなので、
PKをとられても不思議はないでありましょう。
それまではずっとPKをとられないようクロアチア側のDFがすごく気をつけてたのがわかるだけに(気をつけてないと、相手はブラジルなので、PA内でつっかけたり切り返したりしたとき足をひっかけちゃわないとも限らない)、
あのシーンだけは残念でありました。
特に初戦だけに難しかったろうなあ。とってもとらなくても影響は大きい。

ともあれ、3-1ほどの差はなかったな。
ブラジルの肩に力がはいってて動きに滑らかさがなかった前半に追加点が欲しかった。


2014/06/11

[働]仕事しながら悪の華

家電批評の原稿を4ページ分書く。
書いている途中、
詰まったり集中力が切れては
iPadを手についついマンガを買っちゃって、
仕事してマンガ1冊読んで
仕事して次の巻を買って読んで
仕事して次の巻を買って読んで
を繰り返してたら、
「悪の華」全11巻を読み終えてしもた。
電子書籍こわい。
作者は安達哲の「さくらの唄」に影響を受けて書いたのだという。
「さくらの唄」かあ、昔読んだなあ、全部持ってるなあ、
これ、名作。
どちらも、徹底的にこじらせた若者が振り回したり翻弄されたりしながら踏ん張る話。
面白い。


2014/06/10

[Apple]アップルストア表参道開店3日前の様子

6月13日にAppleStore表参道がオープンする。
昨日、店全体を覆っていた「仮囲い」が外されたと聞いたので、
作例用のRX100M3と自前のD600を持ってちょいと表参道へ。

うちから多摩急行1本でいけるから近くてありがたい場所なのだ。
表参道ヒルズのちょうど明治神宮側(北側といっていいのか)。
東京メトロ表参道駅の出入り口真ん前にある。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

日本では初の自社ビル。しかも1Fはワンフロアだけ。
上ではなく、地下へ伸びている総ガラス張り。

景観云々って言い方は好みじゃないが、これぞ景観といって過言ではあるまいという、いやらしいほど凝った贅沢な空間の使い方がたまらん。
天井からアップルロゴがぶらさがってるし(回るかどうかは知らないけど)。

北側(明治通り側)から見ると、まい泉、あるいは鎌倉古道に向かう狭い角、原二本通り入口に面している。原二本ってなんだよ。原宿二丁目本通りのことらしい。
商店街入口アーチとのミスマッチ感がたまらん。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

このアーチが救ってる感もある。これがなかったら、卒がなさすぎるもの。

南からはこう。
今回はD600に12-24mmを持って行ったので、リアル12mmの超広角っぷりを遊んでおります。いやあ、フルサイズにリアル12mmっていいわあ。ただセットが重くなるので気軽に持ち出せないのが残念。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

正面からはこう。
ローアングルで人をブラして録りたかったので、マンフロットのPIXIにD600をのっけて、ISO50でF22にセット。スローシャッターで。もちろんファインダーを覗けないので、カンで撮る。アングルファインダーなんてもってないし。こういうときチルト式モニタが必要なのだな。普段ミラーレスを使ってるからこういうアングルばかり思いついて困る。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

では店内を覗いてみよう。
入口は中央に大きな扉がひとつ。
中のパネルには13日10時オープンですよと書いてあるが、
文字が小さいので、入ろうとしてドアに手をかける人若干名。

applestore-omotesando
SONY DSC-RX100M3
北側から店内。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

南側から店内。逆光がすがすがしい。左下に掃除してる人一名。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

見ての通り、天井がめちゃ高くてガラス張りなので店内はすごく明るい。
この明るさがアップル。

店内をよく見ると、中央にガラスの螺旋階段。
これを下ると、ジーニアスバーや、サードパーティ製品売り場なのだろう。
地下は2Fまであると聞いている。誰に聞いたんだっけ。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

にしても、
いい立地にいいストアをつくったもんです。
銀座や渋谷と違い、アップルがイチから作ったビルだから、
アップルらしいテイストが溢れてる。
秋のiPhone発売時はここでイベントするんだろうな。

最後に表参道の対岸から1枚。

applestore-omotesando
SONY DSC-RX100M3

オープンは13日金曜日の午前10時。
客や報道陣でごったがえしそうだけど、
近所だからちょっと覗いてみるかもしれない。

applestore-omotesando
Nikon D600 +SIGMA 12-24mm F3.5-5.6

オープンもしてないアップルストア前でうろうろしててもしょうがないので、
カメラを持って、北青山あたりをぶらぶら作例や猫を撮りながら歩いて帰宅。

猫にいっぱい出会い、望遠系レンズを持ってきてないのを残念がる。
まあそういうもんですな。

なお、本ページの写真を使いたいメディアの方とかいらっしゃったら
遠慮なくご連絡くださいませ。

深夜、RX100M3を発送する。