2012/11/20

Kindleで光圀伝読書中

ITMediaにNEX-5Rのレビューを書いてメール。
いやあ、未来に生きているカメラですわ、これ。
荒削りなとこもあるけど、クラシックなカメラ然としたカメラより、デジタルガジェット系のカメラの方が楽しい、って人はこれですな。
せっかくだから、もっとぶっとんだ素っ頓狂なアプリをひとつふたつ用意しけばよかったのに。

せっかく買ったのだからと Kindle Paperwhiteで読書をはじめてみた。
手始めに、冲方丁の「光圀伝」。
天地明察もマルドゥックスクランブルも面白かったので、次に読む小説はこれだと決めてたのだ。イラスト入りの電子特別版ってことで価格が高いのが気に入らないけど買っちゃった。

縦書き・横書き、いろいろと試しつつ読み進める。
確かに電子ペーパーはテキストを読むならiPhoneやiPadよりいい。
目が疲れないしバッテリの持ちも気にしなくていい。
懸念されてた、画面リフレッシュも小説を読む分にはまったく問題なし。

まあ何10年も紙の本を読んできた習慣が染みついてるから、まだ違和感は残るし、「コイツ誰だっけ」とパラパラと前のページに戻るときちょっとかったるいのだけど、読みやすさはよし。
さすがの電子ペーパー
ただ、紙だと感覚的に「今、全体のどのあたりを読んでるか」がわかるから「そろそろ終わりが近いな」とか「あとちょっとだから読んじゃおう」とか判断しちゃうけど、電子書籍だとそれがわからない。
右下に今全体の何%を読んでるかが表示されるから時々そこに目をやればいいのだが、逆に、結末が近いとわかってて読むのと、そういうのを気にしないで没頭するのとどっちがいいのかと問われると、ちょっと悩むところである。
余計な情報を抜きにして小説に集中する方が楽しく読めるという気がしないでもない。

面白いもんである。



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