2012/04/30

普通に休日

予報通り曇り。このあとしばらく晴れは望めそうになく
近所で作例撮ったり、図版を整理して送ったり、
明日必着の機材を送り返したり、
Jコミでマンガ読んだり、たまってる日経エレクトロニクス読んだり。
部屋を片付けたり。昨日海水をかぶったスニーカーを洗ったり。
そんな普通の休日。

・今日のかふか

網戸をのぼらんとするかふか
まさにとびあがらんとする瞬間のかふか

2012/04/29

メトロはこねで小田原へ

試しにグリップをつけてシャッターボタンと前ダイヤルが2つに増えたOM-Dと
確かにグリップ感がぐっとよくなる。本体のシャッターはローアングル撮影時の親指押しの時使う。
お仕事用作例撮影に必要なデジカメ3台(ミラーレス2台とコンデジ1台)を抱えて小田原へ行ってみたわけである。
3月のダイヤ改正から、北千住発千代田線経由小田原行きの「メトロはこね」があろうことか「成城学園前」に停まるようになり、あろうことか、その先は「町田」で停まったあとそのまま小田原までノンストップというMSE。
休日は午前10時に成城学園前である。

GWなので混んでたけどなんとかチケット購入。
わたしが使うのは経堂駅だが成城学園前までは急行で1駅。
便利で快適すぎ。特急券も安いし。
10時に成城学園前を出たら、11時には小田原である。

今日のミッションは、日本カメラ用の作例と、ITMediaレビュー用作例2つ。
時間があったら、ascii.jpの猫連載用猫写真撮影。
いっぱいあるとどれで何を撮ったかわかんなくなって、
帰宅してみたら、使ったカメラに偏りがあって「うぎゃー」となるのが常なのだがそのへんのアバウトさは治らないのでしょうがない。

北側から小田原城に入り、適当に作例を撮り、天守閣に上って「ああ、あっちが一夜城か。どこだったかわかるように、小田原城から見えるでかい看板でも張りぼての城でも建てといてくれー」と思いつつ、
あっちに秀吉軍が築いた一夜城があったらしい。
箱根口を出て海へ。
小田原城には何度も来てるけど、毎回最後は箱根口から海に出てるんだよな。進歩ない。

プロペラエンジンを積んだパラグライダー(でいいのか?)で飛んでる人発見。気持ちよさそう。

空気は霞んでて無駄に暑くて条件はよくなかったのだけど、まあしょうがない。
そのあと、西湘バイパスの下をとぼとぼと早川へ向かって歩く。
海と陸を分断する西湘バイパスの下を歩く。空気淀んでる。
目指すは小田原漁港。
灯台が小田原提灯だった!
漁港で観光客向けのお店もあるようだから、猫がいるに違いないというそういう理屈でなんとかたどりつき、漁港周りをぐるぐる歩いてると、案の定、飲食店エリアの1本裏あたりで発見。
全部で6匹ほどおりました
たくさん撮りまくり、よし、ミッションが完了した、ってことで早川駅から東海道本線で小田原へ戻り、
帰りもまた「メトロはこね」で快適に成城学園前まで乗車。
便利すぎ。
総徒歩距離は約8kmでした。つかれたー。


2012/04/28

かふか、網戸をのぼる

暑かったので網戸にしたら
いきなりかふかがガリガリと上る。
上るかふか
OM-D+14-45mm。上ってます。
キミも好きだねえ、ここが。
2回上ってくれたので、上る姿を撮れた。
やっぱOM-DのAFは速いわ。間に合ったもの。
シャッタースピード優先で1/640秒。

午後は八重桜を見に、いや作例を撮りに馬事公苑なるも
もうピークはすぎておりました。ここんとこの雨がいかんかったか。
今ひとつ花に力がなくいっぱい落ちてた。残念。

NDフィルタで太陽を撮ってみた

5月の金環食。
もしよく晴れてたら撮ってみようかなと思い、
ND100000フィルタとステップダウンリングを買ってみたのがいつだったか。

ND100000フィルタは58mm系。それをつける予定のレンズは67mm系なので、
ステップダウンリングが必要なのだ。このくらいの径の差ならステップダウンしてもまったく問題なし。
望遠だし。フィルタは径が小さい方が安いし。。。

で、お試しってことで太陽を撮ってみた。
Sun
太陽
300mm(つまり600mm相当)で撮ったのだけど、以外に小さいなあ。
1600万画素で撮って一辺が730ピクセルくらい。
上の写真もめいっぱいトリミングしてるもの。でもまあ撮れましたってことで。


2012/04/27

乱暴と待機読んでたら人形町で道に迷った

日本カメラで打ち合わせ。
うーむ。何10回と訪れてる場所なのに、
人形町交差点に出たら、なんか風景が記憶と違ってて(角にあった昭和な喫茶店のはいってるビルが取り壊されてたせいだ)、そのビルにあった目立つ看板が他の角のビルに移ってて、そのおかげで方角を間違えちゃって(アホです)、待ち合わせに遅れたのだが、おかげでこんな稲荷をみつけた。
三光稲荷
江戸時代前期、このあたりに歌舞伎小屋や人形浄瑠璃小屋があり、出演してた大坂の歌舞伎役者が伏見稲荷から勧請したものだそうな。

電車の中で、ついつい、昔ダウンロードしたまま放置してた電子書籍「乱暴と待機」(本谷有希子)を読み始めたらそれが面白くて、感情表現の過剰さ(それもとっても地味な過剰さ)や展開がやたら演劇っぽいなと思いつつ(まあ、もとが演劇だし、作者は演劇の人だから当たり前なんだが)、頭の中がこのおはなしに感情移入しちゃったまま駅を出たので現実にうまく帰りそびれたのだ。
だから電車の中で小説を読むのってきらい。
演劇系の小説って、主人公より、登場人物が醸す世界(あるいは舞台的なもの)に感情移入する。それが面白い。
iPhoneで小説を読むのもたまにはいいですなあ。MC Booksはフォントもけっこうきれいだし。
結局帰宅してから読了。iOSで読む方はこちら→「乱暴と待機」


GWに作例を撮らねばならないカメラが3〜4台あるのでさてどこで何を撮ろうかなと思うわけだが、
それはそれとして、最近謎なのが「なんで、日記にOM-Dの話ばかり書いてるんだろう」と。
NEX-5Nを買ったときもDMC-G3を買ったときもD7000を買ったときもここまで話題にはしてなかったんだよな。
OM-Dがそれらに比べて特にスゴいってわけではないのだけど、
どこをそんなに気に入ってるんだろうねえ。
メカッぽくてあれこれいぢるのが楽しいのかもしれない。
荒削りなところがかえって楽しいのかもしれない。
たまたまマイクロフォーサーズのレンズを揃えてたからかもしれない。
ただハイエンド機だけあってひとつひとつのパーツはいいものを使ってて
背面のモニタ(なんか習慣的に液晶モニタと書いてたけど、考えてみたら有機ELパネルじゃないか)やクオリティも高いおかげで撮ってて楽しいのかもしれない。
文句いいたいところは山ほどあるんだけどねえ。
さて、パワーバッテリーホルダー(というか、外付けグリップw)でも買うか。
12mmF4も欲しいな。60mmネイチャーマクロが出たらそれも欲しいしな。やばいな。

2012/04/26

初代と五代目の邂逅

まあひょんなことからゆきぴゅーの手元にM-1があるというので見せてもらうことにしたのである。
M-1はOM-1の前身で、OM-1の前身ってことは、OM-Dのご先祖様である。
OM-DはE-M5であるからして、五代目なのだ。
M-1(OM-1)→OM-2→OM-3→OM-4→E-M5
である。大ざっぱすぎるけど。
OM-10とか20とかもあったけど、そっちはスルーでOk。

で、ちとふなまで来てもらって、ロカンダ世田谷でご対面の図。
邂逅。初代と五代目。アナログとデジタル。
左がE-M5、右がM-1
いやあ、M-1ってライカから名前にクレームがあってすぐOM-1になったので
けっこうレアなのだ。使い込まれててボロボロだけど、ちゃんと動いてる。
高校の時、友達がOM-2を持ってて、すげー欲しかったんだよなあ。
他にもキヤノンのAE-1を持ってるヤツ、ペンタックスのLXを買ったヤツなんかもいて(A-1を持ってるヤツもいた気がするけど誰だっけ)、わたしは一眼レフを持ってなかったのでいつもいじらせてもらってたんだけど、
OM-2が一番のお気に入りだったのだ。何しろミニマルでコンパクトで、マウント部にシャッタースピードダイヤルがついてるから、右手でグリップしたまま、左手で絞りもフォーカスもシャッタースピードもコントロールできるのが気持ちよかったのだ。レンズの着脱ボタンがレンズ側についてたなあ、そういえば。
懐かしい。
今は何をやってるんだろう、OM-2を持ってた小日向くん。
邂逅。
左がM-1。右がE-M5
まあそんなわけで、OM-Dの原稿の頭にM-1と並べた写真を入れ、
他のテキストや図版を追加してなんとかまとめてメール。
ふー。えっと、GW前に仕上げねばならない原稿はこれで終わったよな。。
それにしてもいやはや懐かしい。

2012/04/25

OM-Dにパナの14-45mm

そもそも、オリンパスの14-150mmは超便利なんだけど、うーむ、クオリティってこんなもんだっけ?
と気になったのが発端。
感覚的に「あれ? もうちょっとよく写ってもいいんじゃない?」と感じたので、
ちょいと他のレンズと比べてみたくなったのだ。
で、他の標準ズームレンズと合わせて14mmで撮り比べてみたのだ。
オリの12-50mmとパナの14-45mmとオリの14-150mm。
そしたら、
一番ディテールまで解像してるのは、
パナソニックの14-45mmでありました。
中央部の差は微細だけど周辺部だとかなり違う。
まあスペック的に一番無理をしてないからといわれればその通りなんだけどね。
軽くて細くて安くて高倍率でハイクオリティなんておいしい話があるわけないといわれればその通りなんだけどね。
その上、14-150mmと比べるならパナの14-140mmだろうとつっこまれればその通りなんだが、パナの14-140mmはGH1と一緒に売っちゃったので手元にないのだ。あほですな。すまん。
○をつけたあたりがわかりやすい。右が14-150mm。
まあ、レンズの差はこのように出るというサンプルと思っていただければ。

オリンパスの14-42mmが手元にないのでそれと比べられないのが残念だけど、
ああいう手動で繰り出さないと撮れないレンズを常用する気にはなれないし、
今手元にある12-50mmは借り物なので返さねばならず、
自分で買いたいけど、その前にパワーバッテリーグリップが欲しいので、
普段はオリンパスの14-150mmとパナソニックの14-45mmを使い分けることになる予感。
OM-Dにパナ14-45mmって妙な組み合わせで面白そうだし。

ascii.jpの猫連載を書いてメールするなど、その他もろもろとお仕事する。

2012/04/24

井の頭自然文化園でサルとリス

ITMediaの連載で、次は動物園をやりましょう、となってて、
じゃあ身近な動物と親しもう的な感じで井の頭公園はどうでしょうとなり、
13時半に本園前集合。
わたしは自転車でちょいと走る。

で、撮る。やっぱサルとリスはおもろいわ。

跳馬のおさるさん
跳馬なおさるさん
クルミをくわえたリスさん
クルミを咥えたリスさん
ひとしきり撮った後、吉祥寺ヨドバシカメラへ寄って
OM-D用パワーバッテリーグリップを買おうかと思ったらあえなく玉砕。
ずっと品不足なんですといわれた。
そっか。今まで買う予定無かったから全然チェックしてなかったよ。

しょうがないので素直に帰宅して疲れたのでちょっと休憩して
朝までかかってITMediaに連載の原稿を書いてメールする。
ちなみに、上の2枚は原稿で使わなかったカットであります。

2012/04/23

「アップルの未来」「世界で勝負する仕事術」「日本沈没」

性交雨読ってことで、雨読した。

感想はあとで加筆する。

-------
「世界で勝負する仕事術」はタイトルからしてビジネス書っぽいんだけど、
東芝に就職した理系の技術者がアメリカでMBAとってやがて退職して今は大学に研究室を持って……っていうお話しだと思うと面白くないのだが、いやそういうお話しでもあるのだがここはやはり
日本における技術者の力と待遇と日本的会社のありかたとそこに納まらなかった人の脱出
的に読む方が面白く、フラッシュメモリの開発に従事していた方なので、
フラッシュメモリを代表とする最先端技術の開発/活用史としても面白く、
日本の会社が技術者をどう扱ってきたか、年功序列でしがらんでる会社の未来はどこにあるのか
的な読み方をしても面白く、
途中でアップルの話もでてきたりするのである。
iPodと東芝は深い関係にあったからね。
東芝が1.8インチHDDを開発したはいいものの大量に使ってもらえるいい用途はないかと思っていたところにアップルがあらわれて、大量に発注して、何を作ってるんだろうと思ったらiPodだったという話があり、やがてHDDがフラッシュメモリになって今にいたるわけで、その辺を知ってるとなお面白い。

ってとこで大谷さんの「アップルの未来」。
アップルの未来話が延々と続くんじゃなくて、今のアップルはどのような状態でどのように作られててどんな人がまとめているのか、という今の話がしっかりわかるというのがいいところで、その辺はさすが大谷さんであります。
アップル系に詳しい人にとっては頭の中がきれいにまとまる本だし、
ジョブズがいなくなってアップルはどうなるんだろうと短絡的気の早さを持ってる人にとっては
アップルはジョブズだけで動いてたんじゃないというのがわかる本であります。

そういえば、MacBookやiMacの新製品が最近でてないよなと思ってたら、
次はRetina Macになるんじゃないかという噂があるようで、
それはちょっとヤバい。単に性能があがるだけでは買い換えのモチベーションにはならないけど、
今のMacProであと1年は十分使えそうだし、
これがRetinaになるとなると話は変わる。
解像度が上がった分文字が小さくなるんじゃなくて、文字やアイコンサイズはそのままで密度が変わる、
うーんと、iPadがRetinaになった感じのMac版を想像してもらえればわかると思うが、
ああいう進化をずっと待ってたのだ。
もしそうなったら画期的。

さてどうなることやら。
でもって、日本沈没。2006年にリメイクな映画が作られたんだけど、それとタイアップするような感じでスピリッツではじまった連載漫画なんだが、これがメチャ面白い。きちんと原作を解釈した上で自分の話にしてる。
それが年初に電子書籍になり、買うだけ買ったけど放置してて、ふと気が向いてiPadで読んでたら、東京スカイツリーが背景に何度も登場して、
あれ? 連載当時って東京スカイツリーってなかったよな、電子書籍化に合わせて加筆訂正したのかと思ったら、
Twitterで作者の方から、当時、完成予想図が出たのでそれを元に連載の時点で描いていたとおこたえが。
それはすごい。連載は読んでたんだけど全然気にしてなかったわー。
ともあれ、311があり、東京スカイツリーが完成した今の方が、
連載当時よりリアリティがあり、読み応えがアリ、
これはもう必読でありましょうという書になっておりますです。

まあ、時代は常に動きつつ変わっていくわけで、その変化は誰の目にも明らかなんだけど、
それを認めたくない人がたくさんいて、ほっといてくれればいいのに変化の脚を引っ張ってくれたりして、
おかげで身動きとれなくなってるうちに、どんどん取り返しがつかなくなっていくのだけどよいのか、と。
なんというか「認めたくないものだな、老いた故の過ちというものを……」的な。

以上、4月26日深夜に加筆訂正いたしました。
------

eBookJapan →日本沈没(まとめ買いしても2835円と破格値がついております。作者の要望らしい)

2012/04/22

NEX-5NとOM-DとG3と

引き続き、家電批評の仕事。
ゲラチェックしたり、足りないところを追加したり、なんやかやとやりとりしつつ、
スタジオグラフィックスの三脚連載の第1回目のゲラチェックしたりして
一段落ついたっぽいので、
止まってた、ITMediaのOM-D連載のネタ作りにとりかかる。

で、G3とOM-DとNEX-5Nで感度別比較をしてみたんだけど、
面白い結果だわああ。詳しくは原稿に書くのでここにはアレだけど、
OM-Dは高感度を重視した絵作りをしてるってのがわかる。
と、OM-Dのデフォルトの絵作りってちょっとシャープネスが強い。
ちょっと弱めに設定しておくことにしよう。

でまあ、うちにはこのようにパナとオリとソニの3つのミラーレス機が転がってるわけだが、
一番手に馴染んで完成度は高いけどそつが無くて面白みに欠けるのがG3。
逆に完成度は低くて手に馴染みづらいんだけどいじってて面白いのがOM-D。
手に馴染んで面白いんだけど気持ちいいとことイラッとくるとこの差が激しいのがNEX-5N。
そんな感じ。三者三様。
どれも違ったテイストをお持ちなゆえ、面白く使っております。

ところで夕飯を食って帰宅したらかふかがこんなことになってた(笑)
OM-D。ISO20000。
玄関が開く音がすると、それが飼い主だろうがなんだろうがとりあえず机の下に隠れるというビビリなかふかなんだが、これはいくらなんでも頭隠して尻かくさなすぎ。半分はみ出てるやんか。普段は飼い主が帰宅したのだとわかると、けろっとして出てくるんだけど、今日は出てきそびれたようで、思わず撮っちゃいました。
机の下の暗いとこなのでいきなりISO20000。ISOオートにしとくと容赦なく感度を上げてくるOM-Dっておもろい。
でもISOオートの上限はISO12800にしとこう。

2012/04/21

世田谷アートフリマでハニワーズ

早起きして家電批評のミラーレス特集の原稿を4ページほど書いたらお昼を過ぎちゃって
午後はお友達が店を出してるというキャラットタワーの世田谷アートフリマを訪問。
これがお友達の作品
別のお店で見つけたハニワーズ。面白いのでひとつ購入してみた。
帰宅してさらに2ページ書いてメール。
さらにMacPeopleのゲラチェックやら、家電批評にプロフィールやら短い文章追加やら
何やらかにやらで、働いてます。はい。

2012/04/20

1日こもって働いてました

原稿書いてました。休んだりサボったり遊んだりしつつ原稿書いてました。
4ページ書いてメールしました。さらに何ページか書いた気がしますが途中で朽ちた気もします。

2012/04/19

猫アートフィルター三昧とD3200発表の話

次の猫連載はアートフィルター三昧をするぞと思っていたのだけど、
猫を見つけるときはつい普通に撮っちゃうことが多くて、
今ひとつ写真が足りず、
じゃあ出動するか、ってんで自転車で出発。
こんなのやこんなのを撮っておりました。
リーニュクレール猫
リーニュクレール
ラフモノクローム猫
ラフモノクローム
その時々でフィルタを選ぶのがめんどくさくて、念のため、アートフィルターブラケットを使っちゃうのだけど、そうするとあとが大変で、フィルターの種類を絞ったとしても、同じ構図のカットがずらっと並んじゃって、ひゃあ。
でもまあ同じカットでもフィルターによってテイストがまったく違っちゃうのが面白い。
バリエーションが欲しかったからたくさんオンにしたけど、
普段使うときは、ポップアート・ファンタジックフォーカス・ラフモノクローム・ドラマチックトーン・リーニュクレールの5つくらいかねえ。

OM-Dはいじってても使ってても面白いカメラで、概ね気に入ってるんだけれども、ひとつだけ許せないとこがあって。
液晶モニタをめいっぱい上に向けて低い位置で撮ってるとき、
指でタッチフォーカスしようとすると、指がちょうど「EVF横のアイセンサー」にかぶっちゃうため、
アイセンサーが働いて画面がEVFに切り替わっちゃう(つまりLCDがブラックアウトする)のだ。
これはひどいっ。
だから慎重に、タッチしなきゃいけない。

これはカメラをどう設計すれば解決できるだろう。ついそういうことを考えちゃうのはクセ。
で、発想を変えてみる。
考えてみたら「液晶モニタをチルトしてるときはEVFは確実に使わない(というかモニタが邪魔で覗けない)」。
ってことは、モニタがある程度チルトしてるときはアイセンサーを無視すればいい。
それにはチルトをチェックするセンサーかスイッチをひとつ仕込めばいい。
そんなE-M5にそんなのついてなさげなので、次モデル待ちですかねえ。次はぜひ。

話変わって、オリンパスからシルバーモデルの製造が追いつかなかったから、
シルバーモデルで予約して買った人は、予約キャンペーンの〆切が延びますって案内が出たな。
ラッキー。
だって、応募するの忘れてたもん。忘れないようにキャンペーンのおまけをゲットしなければ。

話変わって、ニコンからD3200が出ましたな。
気になったのはオプションのワイヤレスユニット「WU-1a」
こういうオプションが出るのはいい。Wi-Fiでスマホやタブレットに写真をその場で飛ばすとか
スマホをリモコン代わりに使うのはアリ。アプリの出来がよければけっこうイケるはず。
ただ、D3200の場合、ユニットの取り付け位置がまずい。
サイドの端子類のカバーを外してそこにつけるのだ。
えーーーーーっ。ってことはつけっぱなしにしたら邪魔じゃん。
常にカバーが開いてたらイヤだし。バッグへの出し入れにひっかかりそうだし、
かといって、転送するときだけ装着ってのはめんどくさい上に、絶対持って行くの忘れるし、絶対に無くす。
新機種なのにそれはないだろー、と。
しかも、iOS版は後回しだし(自社でAndroid機を作ってるソニーもパナも最初からiOS対応したというのに!)。

PEN/OM-DやNEXはアクセサリーシューのとこに汎用のターミナルを持ってるんだから
そこを使ったユニットを出すべきだと思うですよ。あそこなら小さなユニットをつけても邪魔にならないもの。
特にソニーはCyber-shotでもう搭載してるんだから、NEX-5N用にユニットを作るだけじゃんー。
いや、次の新製品発表(NEX-C3の後継モデルのとき?)で出るかもしれない。

で、ascii.jpの猫連載を書いてメール。
あとは家電批評のお仕事をぼちぼちと進める。

2012/04/18

オリンパスで原発崩壊←って書くとあやしそうだな

ちゃんと朝に起きて家事をしつつ
MacPeopleにCS6の原稿を書いてメール。
午後、
小川町のオリンパスサロンへ。
樋口健二氏の「原発崩壊」写真展最終日なのだ。
昭和の頃からずっと40年間原発周辺や原発労働者を撮り続けてきた方で、
原発のはじめから終わり(つまり今回の原発事故)まで、
そこで働いた人や遺族の顔を中心に。

その後オリンパスのプロサロンを訪問。
OM-D談義などをしつつ申し込み。

夕刻、神保町にある晋遊舎で座談会があるので
小川町から歩く。三省堂に立ち寄る。本がいっぱい並んでた←当たり前だ。
最近大型書店に足を踏み入れてなかったので懐かしさいっぱいでいろいろとチェック。
続いて大屋書房へ。ここ、古地図や浮世絵や江戸時代の文献などがそろってて、大変やばい。
ついいろいろと飽きずに見ちゃう。
つい、寛永江戸図(もちろん安い複製品)を購入。(偽作といわれているものを除くと)最古の出版江戸図がたしかこれなのだ。1630年代頃だから、江戸初期。モノクロなので安かった。
まあ国立国会図書館データベースにはカラー版の原本の画像が収録されてるのだけど>寛永江戸(庄)図

靖国通りの1本裏の道を歩いていると五十稲荷社を発見。
でも由緒書きがおかしい。
「慶長の頃(西暦一七〇〇頃)」とあるが、慶長は1600年前後のことだからして、100年ずれてる。
この100年のずれはけっこうでかい。家康が江戸入りしたばかりのころか、江戸時代かの差だから。
さらに「正徳の頃(西暦一七五〇頃)」とあるが、正徳は「1711年から15年」なのでこれもかなりずれてる。
なぜこんなズレが生じたのか謎。
よく読むと元号と西暦があってない。。。
編集部近くのコインパーキングで謎の空間発見。
なぜパーキングの隅にこんな半端な庭園っぽい一角があるのか。
謎。なんか歴史的な意味があったりしたら怖いなあ。まいっか。

そんなこんなで日も暮れた頃、現地に到着。
8時過ぎまでミラーレス機をネタに座談会。

いろんな人と会ってたくさん話をすると疲れるので、
夜ははやめにばたん。

2012/04/17

三脚をたくさん抱えて公園で

雲台数個と三脚数本をもって自転車で近所の公園に走って
三脚の写真やら三脚を使ったマクロ写真やらいろいろ撮る。
チューリップ
D7000+SIGMA 105mm macro.没カット。
雨が降りそうだったのであわてて撤収。
作例をひっぱりだして原稿と付き合わせて指定をいれて
ぐわっとまとめてメール。ふー。
これでよかったのかしら。全4回分の三脚入門。
ちと不安。

2012/04/16

Aperture4はいつでるんだろ

バージョン3はApertureの方が先だったのだよな。
Apertureの方が先に位置情報に対応したし。
バージョン4はLightroomの方が先にでちゃった。
Aperture4はいつでるんだろう。
そろそろ出るべきなのだが、
iLifeも新しいバージョンが来ないしなあ。
iPhotoもApertureもLionより前に出てるアプリだから、
たとえば、フルスクリーン対応が中途半端だったりするんだよな。

Aperture4に期待してるのは
・レンズ補正……LRはやってる。今のエントリー向けキットレンズって、デジタル補正が前提になってるような感じで、JPEGだと収差がぐわっと補正されてるんだけどrawで撮るともちろん補正前なわけで、妙に歪みが残ったりして気になるのだ。
・ライブラリの管理……Apertureのいいところは複数のライブラリを作って使い分けられること。LRは未だにライブラリを変えるとアプリの再起動が必要だけど、Apertureはそんなことない。次のバージョンではもう一歩進んで、ライブラリ間の串刺し検索とか、ライブラリから別のライブラリへのプロジェクトの移動とか(たとえば、古いプロジェクトを別ライブラリに映していくことでメインライブラリの肥大化を防げる。直近2年分だけメインライブラリに入れておいて、それ以前のは1年ごとに別ライブラリにしていくとかしたいし)。ライブラリが肥大化すると何かと重くなるので、分割して持ちたいのだ。
の2つだなあ。
・フルスクリーン対応……今はフルスクリーン状態でできることが限られちゃってるのだよね。
他にもフィルタの充実とか、レタッチ系機能の強化とか、キーワード管理をもっと使いやすくとか、高速化とか要望はいろいろあるけど、そろそろアナウンスは欲しいとこです。

さて、今日は近所で三脚のブツ撮りをするも、完了しなかった。やばい。
ああ。月曜日ってなんでこうなんだろう。とほほ。

2012/04/15

OM-Dでサッカーを撮れるか

OM-Dでいろんな撮影に挑戦してみようシリーズ←いや違うけど
朝家を出て鎌倉古道を散歩して(前エントリ参照)
花や鳥や道を撮りつつ、
ヒヨドリとソメイヨシノ
ヒヨドリなんだけど桜の花びらに嘴を突っ込んでたので
アトピンチューリップ
ぽつんとほわんとチューリップ。
大山街道一里塚前から野津田公園にたどり着いたのが正午くらい。
多摩丘陵真ん中を切り開いて作った町田の野津田公園に
いかにも市営っぽい陸上競技場があり、
そこが町田ゼルビアの本拠地なのである。
市営っぽい陸上競技場なのでスタンドからピッチは遠く、
スタンドの傾斜もゆるいので
サッカー場としてどうかといわれると、かなりダメなんだが
しょうがないですな。現在、ホームスタンド建設中ってことで。

スタジアムに到着したらまずパノラマ。
試合前、ゴール裏の応援団が占有する席へもぐりこんでOM-Dの12mmで数枚撮影し、Photoshop CS5のPhotomerge機能を使って合成する。
野津田陸上競技場パノラマ
パノラマ!
撮影のコツは簡単。マニュアル露出マニュアルWBで絞り込んでフォーカスは無限遠で、
EVFを覗いて水準器の値をチェックしつつ、周りの人があまり動いてない時を狙って
腰で回りながら撮る。
OM-Dって、パノラマ撮影アシスト機能を持ってるんだけど、
そのモードにすると水準器が使えないの。あほちゃうかと。
手持ちでパノラマをきれいにとるときは水準器がめちゃ便利なのに。
まあ、昔の機能をそのまんま移植したんだろうな。
というわけで、普通にマニュアル露出モードで。

試合がはじまる。
パナの100-300mmをつけ、EVFを覗きながらいろいろと試してみる。
600mm相当になるからかなり寄れる。

まずはEVF問題。
EVFは光学ファインダーに比べてタイムラグがあるので
それを考慮して、動きを予測してシャッターを切らないとまず間に合わない。
J2とはいえ、一応プロのサッカーリーグなので、それなりに速いのだ。
まあしょうがないですな。ここは光学ファインダーには勝てないところ。
どこまでタイムラグを減らせるかが今後の課題。
いや、電子シャッターでバッファに溜め込む方が主流になるか。
ミラーレスでスポーツ撮るのは難度高いわあ
秒9コマ連写はすごい。
コンティニアスAFは無謀でした。
細かく迷うのでいいタイミングで撮れない。
ただシングルAFは速いので、あるていど動きを予測しつつ、シングルAFで秒9枚の高速連写(これは速い!)でダダダッと撮るのが一番かな。
シュートシーンも取りたかったのだが……なかなか打ってくれないんだもん、ゼルビア。
ゼルビア
これもシュートまでいけず
ミラーレス機でスポーツを撮るときの欠点をもうひとつ発見した。
撮影後の確認画像。
一眼レフだと液晶モニタは気にしないで撮りまくって
ときどき、ふと撮影直後にモニタに目を落として最後に撮ったカットをチェックして
それでセッティングやタイミングをチェックして、また次の撮影ってリズムなんだけど、
ミラーレスだと、撮影後の確認画像表示が常に表示されるのでそれが邪魔なのだ。
半押しすると消えるとはいえ、その0.x秒が邪魔。
かといってオフにすると、ちょっと確認したいとき再生モードにしなきゃいけない。
結局、オフに。撮影集中優先で。

やはり、速いスポーツ(フットボール系全般)は一眼レフに限りますな。

町田ゼルビアは……うーむ、いいとこまでいっても、シュート打てない。
トラップする間に詰められる。いやそこは枠を外してもいいからダイレクトで打ってくとこだろーと何度も思ったです。
ともあれ「小田急ロマンスカー」はナイス。
背中にロマンスカー
背中に小田急ロマンスカーの広告がはいってるのだ
帰りは山を下りて鶴川駅までバスで出て、昭和な喫茶店でパフェを食べたりして解散いたしました。

サッカー観戦ついでに多摩古道散歩

律令時代から、相模国府から武蔵国府へ向かう官道が通っていた多摩丘陵。
地図を見るとわかるけど、箱根の山を越えて(昔は箱根じゃなくて、御殿場から足柄に抜けてたんだが)
武蔵国府(府中)へ向かうルートを作ろうとすると、
今の多摩ニュータウンのあたりを越えていくのが最短なわけで、
往時から交通の要衝であり、
中世には鎌倉と北関東の上野国をつなぐ鎌倉街道が通っていたのが小野路なのだ。
そこには鎌倉街道の宿があったといわれてる。

で、どんどん開発されて無残な姿をさらしていく多摩丘陵なんだけど、
奇跡的に「鎌倉古道の本道だった」といわれてる道が残っているのだ。
一度行ってみたかったのだけど、なかなか機会がなく
(以前訪れたときは自転車だったので断念した)
今回、野津田陸上競技場で開催される町田ゼルビアの試合を観に行こうと誘われたので
それならばちょっと遠回りして古道を歩こう、と主張して
歩いて寄り道してきたのである。

鶴川駅からバスで多摩車庫前まで行き、いざ鎌倉古道へ。
そのGPSログが紫の線。芳賀善次郎氏の「旧鎌倉街道 探索の旅〈上道編〉」では今回歩いた道を本道として紹介している。
ただ、宮田太郎氏の「鎌倉街道伝説」によると、従来鎌倉街道本道といわれていた道(今回歩いた道)より古い鎌倉街道を発見したということで、それを地図に赤い線で記しておいた。
実は「鎌倉街道」って時代(鎌倉〜室町時代)によってルートを微妙に変えてるし
メインの道だけじゃなくて、支道や軍道もありでこの辺り、宝庫なのだ。
今回歩いたのはその中で一番ポピュラーなルートと思ってもらえればいい。
紫が今日歩いた道。
行き方は簡単。
恵泉女学園大学の裏の古そうな道を入り、しばらく道なりに南下する。
と、途中で分かれ道がある。舗装されている丘を下る道は、明治初期に開拓された府中道。
左手の細くて未舗装のさらに丘陵を上るのが「鎌倉古道」。
左手に見える細い道が鎌倉古道
より古い道が発掘された(上の赤い線)ので、紫の線はそれよりちょっと時代は下るらしいが、
古鎌倉街道のひとつであることは間違いなさそうであり、
江戸時代は大山街道として、あるいは家康の遺体を駿府から日光東照宮へ運ぶときに通った道として有名であり、
今でも確実にたどれるというのでこっちを選択。

いやあ、古道に沿って歩き続けると、多摩丘陵の自然が残ったきれいな道がぞくぞくと。
もうこんな感じです。お散歩好きには垂涎モノ。
見事な古道
しばらく道なりにすすむと、やがて、舗装路に出る。ちょっと残念。

このまま南下すると、布田道と合流する。
布田道を少し東に向かうと撮影散歩で歩いた関屋の切通し(4月1日のエントリー参照)があり、そこから南下するのが鎌倉古道本道といわれている道。上の地図を見るとわかるとおり、少しだけいってみた。
布田道に戻り、小野路へ向かう。
中央が布田道と合流した旧鎌倉街道。右上に小さな稲荷が見える。
このあとは小野路に出て、小野神社前を通り、旧大山道に入って大山道一里塚へ。
ここで古道散歩からお別れして、野津田陸上競技場でサッカー観戦したのでありました。

いやあ、よい古道でありました。



2012/04/14

図版を作るのは意外に大変で

原稿を書くのより、それにつける図版を作る方が手間暇かかることがあったりして、
原稿より先に図版だけ欲しいといわれるわけで、
どの写真を使ってどういう感じにしようとあれこれ考えつつ
よしこれだ、とやってみると、うまくいかなかったりして
まあそんな感じで一仕事終え、昨日書いた原稿の推敲をして、
グランパス戦を見て、悪天候の土曜日は地味に過ぎていくのでした。

2012/04/13

OM-Dでたそがれ大五郎

今、スタジオグラフィックスというサイトに掲載する三脚入門的な記事を書いているわけで、
4回に分けて三脚の紹介から使い方まで書いているわけで、
なんとか下書きだけ仕上げたので寝るわけで、
あとは原稿につける写真を明日撮らねば……って雨じゃん。
しょうがない、うちの猫でも撮って気分転換だ。
今日のたそがれ大五郎
OM-D+25mmF1.4。ファンタジックフォーカス。
てなわけで、ファンタジックフォーカスでたそがれ大五郎なり。
どうやらわたし、自分が思ってたよりOM-Dが気に入っている模様です。
いやあ、予想外。

Jコミがバージョンアップしたー

Jコミ一周年記念、おめでとうございます。

Jコミってのは漫画家の赤松健先生がはじめた
「絶版となったコミックを広告付無料コミックとして公開して広告で作者に還元しよう」
という極めて現実的かつ草の根な発想ではじめたサイトで、
コミックって出版点数がめちゃ多いため、古いモノは入手困難なものが多く
なおかつスキャンデータが裏で出回りやすいという特性があり
それを逆手にとって、じゃあ、絶版コミックを著作者の許可のもとにスキャンして公開して
それに広告をのせれば、「再版の可能性がなく、中古以外で流通することもなく、著者にとってはもう一切金を生まないコンテンツ」となってた絶版コミックを、電子化によって再度流通させ、なおかつ多少は収入にもなるというのではないかと。
それは面白いと思って、1年前から読者としてちょくちょく楽しんできたのだけれども、
Twitterで「マンガパソコン通信入門」もJコミにのらないかなとつぶやいたら
赤松先生からメンションがあり、「まあ、要望が多ければって意味だろうな」という程度にしか考えてなかったら、
マンガパソコン通信入門をJコミで公開していいかという正式なメールが来てて
(しかも、わたしはそのメールに長い間気づかなかったという間抜けぶりで)、
ああ、それはぜひそれはぜひと返事をしたらあれよあれよという間に公開されたのでした。
すげー。
たくさん読まれればわたしにもいくばくかの収入(子供の小遣い程度ではありますが)になるわけで、
意表をついた展開。

で、新iPadが出たわけだが、iPad用Jコミリーダーで読めるコンテンツは解像度が低く、
新iPadのRetinaディスプレイではちょいともやっとしてしまってたのですな。
それが、一周年記念のリニューアルで、iPad版でも高解像度データを読めるようになったのだ。おお。
ただし、完全なRetina対応ではなく、長編が1700ドット弱ではあるのだけど、
標準解像度に比べれば十分きれいに読めるわけで、
これは素晴らしい、と。

高解像度版を読むにはプレミアム会員になる必要があるのだが、月105円なので十分に安い。

てなわけで、
コミック好きの方はJコミの会員になり、iOS版のJコミリーダーをダウンロードして
古いマンガを楽しんでくださいませ。
80年代のコミックは今とはテンポが違ってて面白いす。
永野のり子さんの過去の作品も揃ってます。
「箱入り娘」(佐藤マコト)は名作です。

他にも一周年記念でJコミのマンガに個人広告を載せられるとか、好きなページにいいねをつけられるとか面白い機能もついてて、マンガ好きの方はぜひ。
90年代前半のパソコン事情&ネットワーク事情が懐かしいラブコメ「マンガパソコン通信入門」もよろしく。
いや、普通に当時の漫画版パソ通入門書だったんだけど。。。もともとの予定は。。。

リンク類はこちら
Jコミ
Jリーダー
「マンガパソコン通信入門」←ジャンルはラブコメw

2012/04/12

すみれば自然庭園でソメイヨシノ

天気がよくてポカポカなのに家にこもって仕事してて
ベランダから見える桜を撮ったりしてごまかしてたのだけど、
遠くの桜と霞むランドマークタワー
遠くにかすんでるのが横浜ランドマークタワーなり
15時頃、とうとう我慢できなくなり、カメラを持って買い物がてら自転車で出動。
「桜丘すみれば庭園」の桜をみにいく。
環八沿いにあるこの庭園、植村傳助という方の邸宅跡で、今は世田谷区の土地。
氏の作った庭園を生かした自然庭園として公開されてる。
まあ、金持ちは斜面に住むの法則どおり(だって考えてみたら、明治〜昭和初期の邸宅ってたいてい斜面でしょ。古河庭園も椿山荘も殿ヶ谷戸庭園も岩崎邸も)、ここも微妙に斜面。谷戸川(砧公園内を流れてる川)への小さな斜面だったのだろう。
で、そこに1本のでかいソメイヨシノが植えられてるのである。
それがなかなか立派なので撮りに行ったのだ。
すみれば自然庭園
すみれば自然庭園のソメイヨシノ
なんか今年は例年より桜を撮ってるなあ。来年の桜ネタに使う予定。
ついでにクイーンズ伊勢丹で買い物をして、環八を北上して蘆花公園。
ネコと戯れて帰宅。いやあ、OM-Dはなかなか優秀だわ。大きさや重さを考えるとかなりいい!
この猫写真はOM-Dにパナの100-300mmを装着して撮影。
なぜか仲良し
仲良しの猫。若者とおっさん。年齢差は3歳くらいだが。
2時間ほどの外出で一息つけたので仕事の続き。
昼間に仕上げておいたascii.jpの連載と、ITMediaのOM-Dロードテストの原稿をチェックしてメール。
さらに、家電批評のちょっとした原稿を書いてメール。
続いてMacPeopleの仕事に取りかかるが、さて。

2012/04/11

天気が悪い日は家に籠もって

終日部屋に籠もって原稿書き……の予定が、
3本を同時進行しようなんて思ったせいか、どれも仕上がらなかったー。
ああ。だめだ。やばい。寝る。ばたん。

2012/04/10

OM-Dを抱えて桜を撮って回る

さて水曜日は天気が悪いらしい。ってことは撮っておかねばな桜は今日中に撮っておかねばではないか。
都内で撮っておきたい桜がいくつもあって、
飛鳥山も行きたいし、染井にも行きたいし、兒桜も気になるし。
でも全部はムリなので2つに絞ったのである。
ひとつは渋谷。
金王八幡宮の金王桜。こっちは中世ネタ。
もうひとつは浅草の墨堤の桜。こっちは江戸時代ネタ。

天気がいいので、渋谷へは自転車で行き、駅に自転車をおいて銀座線で浅草へ向かうことにする。
とにかく最近体力が落ちていて、重い荷物をかかえて自転車で走るのは渋谷までとはいえ不安なわけで
(2年前なら確実に、浅草まで自転車で走ってたろうけど)
機材は最小限に。フロントバッグにOM-D+12-50mmと14-150mm。
カメラ用メッセンジャーバッグに45mmF1.8とコンデジ1台をいれて走ることにする。

自転車で旧滝坂道を走り、三宿を越えて目黒川へ。
ここでいったんつかまる。なにしろ目黒川といえば桜である。平日なのに大賑わい。
目黒側
OM-D。目黒川
川を覆うソメイヨシノをちょろっと撮ったらさっさとあとにして、
鎌倉古道を猿楽へ。坂を上って台地に上がり、代官山を越えて道なりに走ればあっという間に金王八幡宮である。
でも途中で、一度きてみたかった、猿楽古代住居跡公園で一服。
iPhone4S+snapseed
金王八幡宮に到着してみたら、ぐわああん。ショック。
満開くらいだと思ってた金王桜なんだけど、もう満開をすぎてかなり散ってたのだ。
どう撮ってもピークに間に合わなかったなってのが丸わかりなチリっぷり。
ちょっと哀しいけど、まあ、この季節にここにくることなんてまずないので撮れるだけ撮っておく。
渋谷にある金王桜
OM-D。金王桜。
金王桜、伝説によると源頼朝が鎌倉から移植したのだそうな。いやそれはさすがにアレだけど。
もちろんソメイヨシノではない。長州緋桜だといわれてる。
残念ながら今あるのは当時の木そのものではなく、樹齢何百年ってわけでもない。植え継がれてきた桜だ。
江戸時代の文献ですでに、頼朝伝説があるわけで、かなり由緒と伝統のある桜なのである。
ちなみに金王八幡宮は中世の渋谷城址。でも伝承によると金王八幡宮の方が先にできてるので、金王八幡宮があり、そこが渋谷城として使われ、廃城になり八幡宮だけが残ったという感じか
伝承によると平安時代末期から渋谷氏の居城(居館?)があったそうで、そこに金王八幡宮が創建されたという順序。戦いにまけて廃城になっても神社は残ったのだ。

金王八幡宮から渋谷駅へ。
当初、マークシティの駐輪場に止めるつもりだったが、渋谷駅南口ガード下に有料の駐輪場発見。
ちょっと余裕があったので、そこに止める。12時間100円。駅至近。素晴らしい。

渋谷から銀座線で終点までのんびりと。

浅草で降りた途端、目が点。
だってさ、ものすごい人混みなのよ。
もうこの辺の人は誰も働いてないでしょ、みんなスカイツリーと桜を肴に宴会してるでしょ、というくらいの混みよう。
吾妻橋にはカメラ持った人がごったがえし、水上バス乗り場はいつ果てるともしれぬ行列。
隅田川沿いの公園は人人人。
いやあ火曜日の午後2時でこれなんだからびっくり。
ラフモノクローム桜とスカイツリー
OM-D。ラフモノクローム。
桜を前景にスカイツリーを撮ったりしつつも、目的はちょっと違う。
先日の浮世絵の夕べで、江戸を描いた浮世絵で繰り返し現れる「墨堤の桜と三囲神社の鳥居」というモチーフが現代でも見られると聞き、探しに行ったのだ。
で、対岸の墨堤をじーーーっと見つつ歩いていると、見つけたっ。
墨堤の桜並木と三囲神社とスカイツリー
OM-D。中央に鳥居がかすかに頭を出してます。
かすかに三囲神社鳥居のてっぺんだけ見えます。
このまま人道橋で墨堤側に渡り(ちなみに江戸時代は墨堤川にのみ桜が植えられていた)、
桜と人混みを楽しみつつ、三囲神社へ。
ここ、おもしれー。中世に創建されたのだが、江戸時代、三井越後屋(今の三越)が江戸に店を開いた際、この神社を守護神としたんだそうな。元は稲荷神社でいい顔をしたキツネがいる。ちなみに、池袋三越に置かれていたライオン像も奉納されてる。
さらに「三角石鳥居」なる珍しい鳥居が井戸を囲んでる。
これ、京都の太秦にあるのが原型で、それをまねて作ったモノらしい。
三角石鳥居
OM-D。珍しい三角石鳥居。
15時も回り、そろそろ戻らないと、渋谷からは自転車なのだ。暗くなる前に帰りたい。
で、墨堤を吾妻橋まで写真を撮りながら歩き、
金のスカイツリーと桜
OM-D。金のスカイツリー。
銀座線で渋谷へ。渋谷から自転車で帰宅したのであった。
総走行距離約20km。まあこんなもんです。