2012/03/26

昼は谷根千で猫、夜はお空に金星・月・木星が並んだ日

北海道から東京に来てる友達が月曜の昼間にぽかっとヒマができた、
猫がいるような神社知らない? というので急遽、猫探し散歩することに。

猫がいなくても散歩してて楽しそうなルートというと根津神社から千駄木谷中方面かなと根津で待ち合わせ。
そうそう、根津・千駄ヶ谷・谷中を合わせて「谷根千」っていうのね。
今日初めて知った。

根津神社は日本武尊が創建したとの伝承あり(……えっとさすがにこれはアレだが)。
かつて現在地より5〜600mほど北(団子坂上あたり)にあったが、
1706年、徳川綱吉が現在地に移してでかくした。
ここがスゴいのは、1706年当時の建築物が火事にも遭わずに残ってること。
当時のままである。東京の古い寺社って、江戸時代の度重なる大火や第二次大戦の空襲や放火や何やらでたいてい何度か全焼してるのだが、ここは当時のものが残っているのだ。
これはすごい。まじまじと見る。
根津神社1706
で、以前訪れたときは何匹か猫がいて、人なつこいヤツもいたのだが、今日はちらりと1匹見かけただけ。
残念。
そういうときは三崎坂を上るのだ。てくてくてく。
2010年末あたりに訪れたときは、坂を上ったあたりに、大量の猫を飼ってたお寺があったのだ。
そこへいくと……かつて猫がいた名残がきれいさっぱり片付けられて、猫の気配もない。
がーん。あのときの子猫たちはどこへいったんだろう。
無念。
気を取り直して谷中霊園に向かうが、1匹しか見当たらず。
ああ。
まあ、真っ昼間で猫は昼寝してる時間ではあるのだが、この季節、少しは日向で寝てるヤツくらいいるかと思ったのになあ。
日暮里から東京スカイツリー
日暮里の台地上から東京スカイツリー
台地の端から東京スカイツリーなどを見つつ、日暮里駅方面から、最終兵器「夕焼けだんだん」に連れて行くことに。
ここに猫がいなかったらアウトだったんだが……今した。5匹ほど。ほっ。
わたしも猫連載の作例が撮れてほっ。
お花畑のやさぐれ猫
NEX-5N
だがしかし、猫を撮るのは難しい。ぴょんと飛ぶ瞬間をとったはいいけど、AFが間に合ってなかったり、
下の写真なんか、「ああ、あれは顔じゃなくて肉球にピントを合わせるべきだった」と今になって思うし。
奥が深いのであります。
飛行機の時間に合わせて早めに谷根千から離脱。

帰りは新宿によって、修理に出してあったニコンのDX Nikkor 18-200mm VRを受け取る。
かなりガタが来てたようで(何しろ出てすぐ買ったレンズだから、もう何年前だか)、
大量の部品が(特にAF関係とVR関係)が交換されて戻ってきた。
ふひー。思わぬ出費。
でも、サービスセンターに持って行くとこうやってさくっと修理してくれるところがありがたい。
その足でヨドバシカメラへ行き、三脚売り場を物色。
三脚についての原稿を頼まれてて、ちょいと現状調査。
いつの間にか、カーボン三脚ばっかになってたなあ。

帰宅したら、西の空に星が3つ並んでた。上から金星・月・木星。
思わず、適当な三脚と適当なカメラを持ち出してマンションの廊下から撮影。
金星・月・木星
NEX-5N+標準ズームレンズで適当に
なかなかきれいな西の空でありました。
さて、三脚記事の構成案を仕上げねば。

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