2011/12/01

ボイジャーのBinB発表会に行ってきた

ボイジャーが新しい電子書籍の発表会を行うというので青山へ。
BinBである。プロトタイプは国際ブックフェアで観てた。
概要はこんな感じ。
今の電子書籍は各社が、大勢を囲い込んだものが勝ち、というろくでもない状況になってて、
読者をないがしろにしてる。
1回買えばいつでもどの端末でもアプリも使わずに読める新しいシステムを作りたい。
それが、BinBだ。
超訳するとそんな感じ。HTML5を使い(だからプラグインも不要)、Webブラウザで本を読もうというシステムで、
データはサーバー上に置いておき、ネットにつながっていればいつでもどの端末でもそれを読める、と。
HTML5に対応していればMacでもPCでもiPadでもKindleFireでもiPhoneもAndroid機でも(ただし、IEは除く)電子書籍を読めるのである。もちろん縦書きも可。

その第一弾として登場したのが「虎虎虎」。黒澤明らが書いた幻の「トラ・トラ・トラ!」の準備稿である。
ハリウッド側との意見の相違というか、食い違いがあり、撮影開始後3週間で監督降板となったため、幻となっていたのだ。降板の経緯や脚本を発見するに至った経緯を浜野保樹氏が熱く語ってくれた。
これが読めるようになるのは12月8日なり。あと少しですな。

ボイジャー社は日本語版エキスパンドブックを出していた頃、何度か取材に伺ってたのだが、荻野社長の熱さがあの頃と全然変わっていなくて感慨深かったということで。

まあそんなわけで、
帰宅してascii.jpの猫連載を書いてメールして、
ITMediaのPowershot S100の最終回の下書きだけ書いて寝る。

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